第 104 回

ペットローンを検討する!ペットのためのお金を借りる時の3つの選択肢

坪谷 亮

ペットローンを検討する!ペットのためのお金を借りる時の3つの選択肢

皆さんはペットを飼っていらっしゃいますか?
ペットといえば犬や猫が代表的な動物ですが、いまやうさぎや熱帯魚、爬虫類まで様々な動物がペットとして家族の一員になっている時代です。

たまたま覗いたペットショップでかわいい動物を見つけ「家族の一員に迎えたい」と思っても、現金一括払いをするには高額な価格に躊躇することがあるかもしれません。

そんな時は、ペットローンを利用する方法があります。

ペットローンはどこで借りられる?

ペットローンを取り扱っているのは、ローン会社と銀行の2つです。
それぞれの特徴と違いを表にしてみました。

ローン会社 銀行
取扱い店舗 ペットショップ店舗による A銀行・B銀行
申込方法 店舗にて WEB上
借入金額 店舗による 10万円~700万円(A銀行)
10万円~100万円(B銀行)
金利 銀行金利より高い。
金利が無利息(お店が負担)の場合もある
3.8%~8.8%
(A銀行2023年4月1現在)
6.0%~12.0%
(B銀行2023年5月14日現在)
審査基準 銀行より簡易な基準 年収・年齢・現在の借入状況等を
基に審査あり
審査時間 即日~ 最短2日~
使途 店舗による。
主にペット購入代金
使途 店舗による。
主にペット購入代金 ペット購入代金、治療費、トリミング代などペットに関する全ての費用

ペットローンが利用できない場合は?

ペットローンが利用できない場合は、カードローンやフリーローンを利用する事もできます。
カードローンやフリーローンは資金使途が自由で、銀行よりも融資実行のスピードは早くなる可能性がありますが、ペットローンより若干金利が高くなります。

ペットも人間と同じくいろいろなお金がかかります

ペットローンを検討する際は、まずは無利息かどうかを確認しましょう。また、用途の幅もそれぞれなので自分が使いたい用途とマッチしているかも確認しましょう。

次は、金利の低さと融資実行のスピードのどちらを優先するかです。お気に入りのペットをすぐに家に連れて行くために高い金利を払っても良いのか、できるだけ金利は低く抑えるため、すぐ連れて帰るのはあきらめるかです。

最後に、ペットは家族の一員になってからも人間と同等に食費や医療費がかかります。
長生きリスクも念頭においてペットとの生活を満喫してください。

執筆日2023年4月19日
監修日2023年5月14日

執筆者 坪谷 亮 (つぼや・たすく)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

FP(金融)業界の現状を知り、お客様との利益相反を一度も起こしたくないという思いから、2022年にFPサテライト株式会社入社。
個人のお客様だけでなく、法人向けのコンサルティングにも対応するために、中小企業診断士の勉強を経て2021年度に一次試験合格を果たす。
個人、法人両方のコンサルティングを中立的な視点からサポートすることを心掛けている。

監修者 阿部倉 弘子 (あべくら・ひろこ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学卒業後、数年フリーターを経験。その後IT企業へ就職し、システム運用業務に従事。IT企業への就職と同時に始めた一人暮らしで、思い通りに貯蓄が増やせないことに悩んでいた時にFPについて知る。
その後、自身の保険相談や資産運用の相談を通じて、FPの持つ可能性と奥深さに興味を持ち2級FP技能士を取得する。2019年5月AFP認定。現在はIT企業に勤務する傍ら、どんな状況でもお金に振り回されない人生を歩むためのガイド役となるべく活動している。

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