第 33 回

近年、テレビCMやWEBなどの広告で、消費者金融のスピード審査・即日融資が当たり前かのように宣伝されています。しかし、消費者金融とは異なり、クレジットカード会社や銀行のカードローンは、審査・融資ともに即日には対応していません。
それでは消費者金融のキャッシングは、どのような仕組みで即日融資が出来る仕組みになっているのでしょうか?
また、カード会社等はなぜ審査に時間を有するのか、即日融資とカードローンの関係性について解説をしていきます。
即日融資という、時間を有することなく対応が出来る理由は、審査が基本的に機械化しているからです。利用者が審査の申し込みをする際、WEBをはじめとする入力形式になります。
氏名・住所などの個人情報、勤務先や年収を入力すると、各項目で点数化して機械的に審査を行います。例えば、年収は高く、雇用形態が不安定な場合は、年収の項目では評価が高く、雇用に関しては低評価となる、という形です。
このような一定の部分においては機械化ですが、以下に挙げることは人が行う「人的審査」となります。
現段階では、信用情報機関の照合は機械化しておらず、在籍確認電話も機械では行っていません。しかし、今後より機械化処理が進むと、審査スピードが更にアップする可能性も十分に考えられます。
このように、即日融資対応の審査では、機械処理のみならず人的効力によってのチェックもあり、迅速な審査がなされています。
一方、銀行のカードローンでは、年収に対しての借り入れ金額の比率だけでなく、利用者自身が反社会的勢力、つまり暴力団関係者ではないかの審査が関係してきます。
この「反社会的勢力」についての審査は警察庁のデータベースを照会するため、回答が翌営業日となるのです。
その為、銀行カードローンは最短で翌営業日に審査が完了しません。利用者によっては再チェックの場合もあるため、2週間前後時間を有する場合もあります。
即日融資が可能となるポイントは、、反社会的勢力に関する警察庁のデータベース照会の有無となるわけです。
今後の更なる機械化の導入や法改正等がなされた場合は、新たな変化をもたらすかもしれません。
執筆日2023年4月12日
監修日2023年4月29日

金融商品を販売しない中立的なFPの無限の可能性に魅力を感じ、22歳までにCFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。
また、FPの活躍の幅を広げるためには「個人がお客様」という考えを変える必要があると感じ、法人との事業提携や財務コンサルティング等でFPが活躍できると信じ、中小企業診断士の勉強を経て21歳の時に一次試験合格を果たす。
FPの可能性を金融業界で留めないために、「一人でも多くの人の人生をより豊かに」というビジョンを掲げ、FPという職業の既成概念を変えるために思いを伝え続ける。

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
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