第 185 回
キャッシュレスでポイント還元も!キャッシュレス決済を活用しよう
経済産業省によると、2022年のキャッシュレス決済の割合は36.0%となっており、日本でもキャッシュレス決済の文化は広がりつつあります。
キャッシュレス決済だけで支払いを全てを済ませているという人はまだ多くはいないかもしれませんが、支出の一部はキャッシュレス決済で行っているという方は多いのではないでしょうか。
今回はそんなキャッシュレス決済について解説していきます。
なぜ、キャッシュレス決済を広めるのか
皆様の周りのお店でも、「現金のみの支払いしか対応できない」という所は少なくなってきたのではないでしょうか。
キャッシュレス決済の普及は、お店としての生産性の向上や消費者への利便性の向上を図ることができます。
国から事業者へ端末導入費用等への補助があるため、今まで現金しか使えなかった店でもキャッシュレスが導入され、消費者や事業者の利便性が上がり、経済効果が高まることで、国としても税金などを後に回収できるようになります。
キャッシュレス決済により、消費者へポイントが還元元
消費者にとっては、利便性の向上に加えて大きなメリットがあります。それがポイントの還元です。
ポイントの還元率はお店や使用しているキャッシュレス決済の種類によりますが、多いものでは、キャンペーンなどで20%ほどの還元が実施されている時もあります。
何を使えば良い?身近なキャッシュレス
キャッシュレスというとPayPay等のアプリ決済のイメージがありますが、キャッシュレスとは「現金を使わない」手段のことです。
主なキャッシュレス手段としては
- 電子マネー(Suica等)、プリペイドカード
- デビットカード
- クレジットカード
- スマートフォン(キャリア決済)
等があります。何かしらお手元にある方は多いのではないでしょうか。
ポイントはどう使えるの?
ポイントの利用方法は各社や方法によって異なります。例えばお店の支払いに使う、景品と交換する、他のポイントに振り替えるなど、さまざまな利用方法があります。
利用したいと考えているカードやサービスの還元方法は、各社HP等でご確認ください。
キャッシュレス決済を上手く活用しよう
円安や物価高の影響で、家計にかかる負担が増していると実感することが多いのではないでしょうか。キャッシュレス決済を利用して、賢く家計の負担を軽減していきましょう。
執筆日2023年4月29日
監修日2023年5月12日
FP(金融)業界の現状を知り、お客様との利益相反を一度も起こしたくないという思いから、2022年にFPサテライト株式会社入社。
個人のお客様だけでなく、法人向けのコンサルティングにも対応するために、中小企業診断士の勉強を経て2021年度に一次試験合格を果たす。
個人、法人両方のコンサルティングを中立的な視点からサポートすることを心掛けている。
大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。