第 18 回

銀行カードローンのメリット・デメリットをわかりやすく解説!

庄司 里紗

銀行カードローンのメリット・デメリットをわかりやすく解説!

急な出費で現金が必要になったとき、頼りになるのが銀行カードローンです。しかし、銀行カードローンにはメリットもあればデメリットも当然存在します。では、銀行カードローンを利用する際、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。

銀行カードローンのメリット

銀行カードローンには、次のようなメリットがあります。

メリット1:低金利で借り入れが可能

カードローンの中でも銀行カードローンは金利が低く、結果、支払う利息が少なくなります。消費者金融のカードローンとの金利の差は数%ですが、借入期間や借入金額によって返済する金額が大きく変わってきます。

つまり借入額が大きい、借入期間が長いという場合に、金利が低い銀行カードローンはお得にお金を借りることができるのです。

メリット2:専業主婦でも借り入れが可能

銀行カードローンは総量規制の対象ではありません。そのため、本人に収入のない専業主婦や年収の1/3以上の金額を借り入れしたい人でも利用することができます。

ただし、銀行のカードローンでも自主的に規制をしているため、年収の1/3以上の金額を借りたい場合でも、審査次第では希望額が借りられないこともありますので注意が必要です。

メリット3:借り入れ方法が簡単

ATMを利用してお金を引き出したり、自分が所有している口座に振り込みをしてもらう等希望する方法で借り入れることができます。

また、返済方法についても返済日を指定できたり、毎月一定の金額を返済することもでき、返済もしやすくなっています。

銀行カードローンのデメリット

反面、銀行カードローンには以下のようなデメリットもあります。

デメリット1:審査に時間がかかる

消費者金融のカードローンでは最短〇分というようなスピードで審査が終了するところも多いですが、銀行カードローンは消費者金融と比較すると審査に時間がかかる場合が多いです。そのため、即日融資ができる銀行は無く、なるべく早くお金を借りたいという人には不便かもしれません。

デメリット2:消費者金融に比べると、無利息サービスは少ない

消費者金融でよく見かける「一定期間無利息サービス」が、銀行カードローンには少ないです。無利息期間のサービスは初めて利用する人に適用されることが多いので、初めてカードローンを利用する人にとって、選択肢が限られるという点でデメリットになるといえます。

メリット・デメリットを理解し計画的に利用を

カードローンは、利用目的に制限もないので、急な出費で現金が必要になったときに利用できる便利なサービスです。
特に銀行のカードローンは金利が低く、金額の大きい借り入れや借入期間が長くなる人にはおすすめです。

しかし、金利が低めに設定されているとはいえ、利息はつくので借りた額以上の額を返済することになります。
便利なサービスだからといって無闇に利用するのではなく、メリットやデメリット、利用する銀行のカードローンの特徴をよく理解し計画的に利用しましょう。

執筆日2023年3月31日
監修日2023年4月1日

執筆者 庄司 里紗 (しょうじ・りさ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学卒業後、広告代理店に営業事務として就職。妊娠を機に退職。専業主婦となり、家計管理を任される。しかし、子供2人分の教育費、住宅費、老後資金とお金の不安は増えるばかり。そこでお金について勉強するため2級FP技能士を取得。現在は、子育てをしながらFPとして活動中。

監修者 西尾 愛奈 (にしお・まな)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学卒業後、医療設備メーカーに勤務。20代最後に何か為になる資格を取ろうと思い立ち、生きていくうえで欠かすことのできない「お金」について学びたいと思い、2級FP技能士、AFPを取得。
FPの勉強を通して、お金に対して不安になるのはお金の知識がないからだと気付く。
現職の知識を活かし、医療に強く、お金の基礎知識を広めていけるFPを目指し、FPサテライト所属FPとして活動している。

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