伊予銀行カードローンの特徴は?金利・審査・返済方法を解説

堀田 絵里奈

伊予銀行は愛媛県松山市に本店を置く地方銀行です。愛媛県を中心に四国4県のほか、東京・名古屋・大阪・兵庫にも店舗を構えています。

伊予銀行では、個人向けカードローンとして、それぞれ特徴の異なる「SAFETY」と「新スピードカードローン」を用意しています。どちらも来店不要で手続きを進めやすい一方で、申し込み条件や借入方法、返済方法などに違いがあります。

この記事では、伊予銀行カードローン各商品の基本情報をはじめ、金利・限度額、申し込みの流れ、借入方法・返済方法までまとめて解説します。

伊予銀行カードローンとは?|基本情報を紹介

伊予銀行のカードローンは、アプリ連携型の「SAFETY」と、Web申し込みに対応する「新スピードカードローン」の2商品があります。

どちらも「返済用口座あり方式」と「返済用口座なし方式」の2つの契約方式が設けられており、伊予銀行の口座がない方も検討しやすい商品です。

まずは、各商品の基本情報を見ていきましょう。

【伊予銀行カードローン「SAFETY」・基本情報】

SAFETYの申し込みには、スマートフォンと、本人確認書類として運転免許証またはマイナンバーカードの保有が必要です。

項目 内容
商品名 SAFETY
対象年齢 契約時満20歳以上満65歳未満
保証会社 いよぎん保証株式会社またはアコム株式会社
担保・保証人 不要
利用目的 自由(事業性資金を除く)
契約期間 1年ごとに自動更新(満75歳に達した後は更新不可)
返済日 返済用口座あり方式:毎月第1営業日
返済用口座なし方式:毎月1日~月末
返済方法 返済用口座あり方式:約定返済(指定口座から自動引き落とし)、アプリ・インターネットバンキング・ATMで随時返済
返済用口座なし方式:約定返済(ATMから入金)、随時返済(ATM等)

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【新スピードカードローン・基本情報】

新スピードカードローンは、伊予銀行の口座がある場合もない場合もWeb完結申し込みに対応しているのが特徴です。

なお、返済用口座なし方式の取引店はインターネット支店となります。

項目 内容
商品名 新スピードカードローン
対象年齢 契約時満20歳以上満75歳未満
対象地域 返済用口座なし方式の場合:伊予銀行本支店がある13都府県に居住していること
保証会社 アコム株式会社
担保・保証人 不要
利用目的 自由(事業性資金を除く)
契約期間 1年ごとに自動更新(満75歳に達した後は更新不可)
返済日 返済用口座あり方式:毎月第1営業日
返済用口座なし方式:毎月1日~月末
返済方法 返済用口座あり方式:約定返済(指定口座から自動引き落とし)、ATM・窓口で随時返済
返済用口座なし方式:約定返済(ATMから入金)、随時返済(ATM等)

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伊予銀行カードローンの金利・限度額について

伊予銀行カードローンの金利と利用限度額は、商品ごとに決まり方が異なります。

SAFETYはコース制、新スピードカードローンは利用限度額帯ごとの設定です。

【SAFETYの金利・限度額】

SAFETYには、プレミアムコースとスタンダードコースの2コースが用意されています。

それぞれの金利・利用限度額は、以下のとおりです。

コース 限度額 利率
STANDARDコース 10万円~50万円 年14.5%
PREMIUMコース 10万円~1,000万円 年1.9%~12.0%

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※利率は固定金利・保証料込み

SAFETYは、申し込んだコースの審査結果によって、金利と限度額がそれぞれ決まります。

また、一度設定された金利は、途中で利用限度額が変わっても契約終了まで適用される仕組みです。

【新スピードカードローンの金利・限度額】

新スピードカードローンの利用限度額は10万円~1,000万円(10万円単位)の範囲で審査によって設定されます。適用金利は年2.0%~14.5%で、利用限度枠に応じて以下のとおり定められています。

利用限度額 利率
10万円以上100万円以下 年14.5%
100万円超200万円以下 年12.8%
200万円超300万円以下 年10.6%
300万円超400万円以下 年9.5%
400万円超990万円以下 年4.5%
990万円超1,000万円以下 年2.0%

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※利率は固定金利・保証料込み

利用できるATM・手数料

伊予銀行カードローンでは、伊予銀行のATMをはじめ、全国の金融機関ATMや提携コンビニATMが利用できます。

【主に利用可能なATM】

  • 伊予銀行ATM
  • 全国の金融機関ATM
  • セブン銀行ATM
  • イーネットATM
  • ローソン銀行ATM など

SAFETYと新スピードカードローンは、いずれも返済用口座なし方式の場合、借入専用口座へのコンビニATM入金手数料が無料です。それ以外のATM利用では、所定の利用手数料や時間外手数料が発生する場合があります。

なお「いよぎんポイントサービス」に加入した場合、ローン残高が生じた翌々月から、コンビニATMの入金手数料が月4回まで無料となります。

一方で、いよぎんポイントサービスに加入していない場合は、入金(返済)時に所定の入金手数料が発生する場合があるため注意しましょう。詳細は、利用前に確認しておくと安心です。

伊予銀行カードローンの申し込みについて

伊予銀行カードローンは、両商品とも原則として来店不要で申し込みが可能です。

SAFETYはスマホアプリをダウンロードして申し込み、新スピードカードローンはパソコン・スマホからWebで申し込むことができます。

ここでは、両商品の申し込み条件や必要書類、手続きの流れについて解説します。

伊予銀行カードローンの申し込み条件

まずは、両商品の申し込み条件を整理します。

【SAFETYの申し込み条件】

  • 年齢条件:契約時年齢が満20歳以上満65歳未満の個人
  • 保証条件:いよぎん保証(株)またはアコム(株)の保証が受けられること
  • 収入条件:安定継続した収入がある方(パート・アルバイト・年金受給者も申し込み可。専業主婦(夫)は除く)
  • その他:スマートフォンを持っていること、運転免許証またはマイナンバーカードを持っていること。

また、SAFETYには「返済用口座あり方式」と「返済用口座なし方式」がありますが、返済用口座あり方式に申し込む場合は、伊予銀行の返済用口座(普通預金口座)のキャッシュカードが必要です。申し込みと同時に口座を開設することも可能です。

【新スピードカードローンの申し込み条件】

  • 年齢条件:契約時年齢が満20歳以上満75歳未満の個人
  • 保証条件:アコム(株)の保証が受けられること
  • 収入条件:安定継続した収入がある方(パート・アルバイト・年金受給者も申し込み可。専業主婦(夫)は除く)

また、新スピードカードローンは、「返済用口座あり方式」と「返済用口座なし方式」で以下のとおり異なる条件が設けられています。

  • 新スピードカードローン返済用口座あり方式の条件:伊予銀行の口座を持っていること
  • 新スピードカードローン返済用口座なし方式の条件:伊予銀行本支店がある13都府県に居住していること

なお、伊予銀行本支店があるのは以下の13都府県です。

愛媛県、香川県、高知県、徳島県、岡山県、広島県、山口県、福岡県、大分県、東京都、愛知県、大阪府、兵庫県

新スピードカードローンの返済用口座なし方式の申し込みを検討している方は、自分が居住地の条件に該当するかどうか事前に確認しておきましょう。

伊予銀行カードローン申し込み時の必要書類

伊予銀行カードローンの申し込みでは、本人確認書類の提出が必要です。

また、申し込み金額に応じて収入確認資料の提出が必要になるケースもあります。

【SAFETY】

1.本人確認書類

運転免許証またはマイナンバーカード

2.所得確認資料(プレミアムコースを選択した場合)

源泉徴収票、所得証明書、支払調書、納税通知書、青色申告決算書、確定申告書(税務署確認済のもの)、収支内訳書、年金証書、年金通知書、給与の支払明細書

SAFETYは「SAFETYアプリ」を利用して申し込み手続きを進めます。本人確認書類等の提出もアプリ上の案内に従って行います。

【新スピードカードローン】

1.本人確認資料2種類(下記のうち、「Aを2種類」または「Aを1種類+Bを1種類」)

【A】顔写真付の公的証明書(免許証、マイナンバーカード、パスポート等)
【B】顔写真のない公的証明書(住民票、印鑑証明書、健康保険資格確認書等)

2.所得確認資料(申し込み金額が50万円を超える場合)

源泉徴収票、所得証明書、支払調書、納税通知書、青色申告決算書、確定申告書(税務署確認済のもの)、収支内訳書、年金証書、年金通知書
※勤続1年未満の場合は給与の支払明細書

新スピードカードローンでは、審査結果の連絡を受けた後に必要書類の登録に進みます。
本人確認書類をカメラで撮影し、登録用URLに画像登録する形で提出する流れです。

参考記事:カードローンの申し込みに必要な書類と注意点

伊予銀行カードローン申し込み手続きの流れ

伊予銀行カードローンの申し込み~借り入れ開始までの流れは、「SAFETY」と「新スピードカードローン」で異なります。

SAFETYはアプリ上で手続きを進められる一方で、新スピードカードローンはWeb申し込み後に審査結果の案内や書類登録を行う流れです。

それぞれの手続きの流れは次のとおりです。

【SAFETYの申し込み手続きの流れ】

1.申し込み

SAFETYアプリをダウンロードし、チャット形式で申込情報を入力します。

2.仮審査

仮審査結果は、申込日から最短当日にプッシュ通知とメールで案内されます。

3.本人確認・書類提出

運転免許証またはマイナンバーカードを提出して本人確認を行います。プレミアムコースを選択した場合は、収入確認書類の提出が必要となる場合があります。

4.本審査

本審査結果は、本人確認実施後、最短翌営業日にプッシュ通知とメールで案内されます。

5.契約手続き

審査完了後、アプリ上で契約手続きに進みます。

6.利用開始

契約手続き完了後、利用開始となります。なお、契約後はキャッシュカードが郵送され、手元に届き次第ATMで借入金の引出しが可能となります。

【新スピードカードローンの申し込み手続きの流れ】

1.申し込み

伊予銀行ホームページから申し込みます。返済用口座あり方式・なし方式のいずれも、インターネット申し込みが基本です。

2.仮審査

申し込み内容をもとに審査が行われます。

3.仮審査結果の案内

審査結果はSMSで案内されます。利用対象外の場合は電話で連絡があります。

4.本人確認・書類登録

本人確認書類をカメラで撮影し、登録用URLに画像登録します。

5.本審査・確認連絡

登録内容をもとに本審査が行われます。必要に応じて、勤務先へ連絡が入る場合があります。

6.契約手続き

審査完了後、契約手続きに進みます。

7.利用開始

契約後、契約書控えとローンカードが郵送され、カード到着後にATMで利用できます。なお、即日借入希望欄に記入した場合は、契約時に返済用口座または指定口座への入金も可能です。

伊予銀行カードローンの審査について

ここでは、審査で見られる基本的なポイント、借り入れ開始までの目安、在籍確認について解説します。

伊予銀行カードローンの審査では何を重視する?

伊予銀行は、SAFETY・新スピードカードローンともに、詳細な審査基準そのものは公開していません。一方で、両商品とも「安定継続した収入があること」や「所定の保証会社の保証を受けられること」といった申し込み条件を挙げています。

一般的な銀行カードローンでは、申し込み条件を満たしていることに加えて、主に次のような点が確認されます。

  • 返済能力(収入の安定性):年収、雇用形態、勤務先、勤続年数など
  • 借入状況のバランス:他社借入を含む借入総額と毎月の返済負担
  • 信用情報:クレジットやローンの契約・支払い状況など
  • 保証会社の審査:保証会社の保証が受けられるか

また、一般的には、申し込み内容と提出書類の内容に大きな相違がないかも確認されます。申し込みの際は間違いのないようによく確認したうえで、正確な情報を入力することも大切です。

借り入れ開始まではどのくらいかかる?

SAFETYは、仮審査結果が申し込みから最短当日、本審査結果が本人確認後、最短翌営業日に、アプリのプッシュ通知とメールで案内される流れです。契約後に利用開始となり、キャッシュカードは契約後1週間前後で郵送されます。

なお、返済用口座あり方式はSAFETYアプリから、返済用口座なし方式はAGENTアプリの振込機能を使って、カード到着前の借り入れが可能です。ただし、現金の引出しはキャッシュカードの到着を待つ必要があります。

新スピードカードローンの契約の目安は申し込みから最短1週間程度で、キャッシュカードの到着までは契約後7日~10日ほどかかります。

急ぐ場合は、契約日当日または翌日の振込による借り入れに対応しています。また新スピードカードローンも、AGENTアプリの振込機能を使うことで、カード到着前の借り入れが可能です。

実際の所要日数は、審査状況や書類提出のタイミングによって異なります。早めに利用したい場合は、余裕をもって申し込んでおくと安心です。

在籍確認はある?対応方法は?

SAFETYと新スピードカードローンのどちらも、審査の過程において勤務先への電話による在籍確認が行われる場合があります。なお、新スピードカードローンでは、在籍確認の電話の際は伊予銀行名を名乗ると公式に明記されています。

勤務先へ確認の電話が入る場合があるため、申し込み時には確実に連絡のつく電話番号を入力しましょう。

一般的に在籍確認は、勤務先にカードローンの利用目的や審査内容が伝えられることはなく、通常はプライバシーに配慮した形で進められます。

勤務先への電話連絡が不安な場合は、あらかじめ社内の電話取次ルールを確認し、不明点は伊予銀行へ問い合わせておくとよいでしょう。

参考記事:カードローンは在籍確認が必要。在籍確認の仕組みと対処法を知っておこう

伊予銀行カードローンの借入方法と返済方法は?

ここでは、伊予銀行カードローンの借入方法と返済方法について解説します。

伊予銀行カードローンの借入方法

商品ごとの主な借入方法は、以下のとおりです。

SAFETYの借入方法

SAFETYの借入方法は、次の4通りあります。

  • SAFETYアプリ
  • ATM
  • AGENTアプリ
  • いよぎんダイレクト(インターネットバンキング)

SAFETYアプリでは、自分で金額を指定して伊予銀行口座へ振り替える借入方法に加え、「予測不足額」を伊予銀行口座へ振り替える「セーフティ借入」にも対応しています。

予測不足額とは、預金残高と予定入出金、カードの引落額などから自動で計算されるものです。実際の不足額とは一致しない場合もあるため、注意しながら活用できるとよいでしょう。

ATMでは、ローンキャッシュカードを使って伊予銀行ATM、他行ATM、コンビニATMから利用限度額の範囲内で出金可能です。

なお、AGENTアプリやいよぎんダイレクトを使った借り入れは、別途利用手続きが必要です。

新スピードカードローンの借入方法

新スピードカードローンの借り入れは、ローンカードを使ったATMからの出金が基本です。

また契約時、急ぎで資金が必要な場合は、契約日当日または翌日の振込による即日借入も利用可能です。返済用口座あり方式では伊予銀行の返済用口座に、返済用口座なし方式では指定口座への振込となります。

なお、カード到着前でも、AGENTアプリの振込機能を使えば振込による借り入れが可能です。

伊予銀行カードローンの返済方法

返済方法は、両商品とも「返済用口座あり方式」と「返済用口座なし方式」で分かれます。

返済用口座あり方式の約定返済

毎月第1営業日に、前月末日の利用残高に応じた約定返済額が指定口座から自動で引き落とされます。

なお、初回返済日は、利用残高が発生した月の翌々月の月初第1営業日となります。

返済用口座なし方式の約定返済

毎月1日から月末までの間に、前月末日の利用残高に応じた約定返済額をカードローン口座へ入金します。初回返済日は、返済用口座あり方式と同様、利用残高が発生した月の翌々月の月初第1営業日です。

なお、新スピードカードローンでは、毎月1回目の入金は約定返済額以上である必要があります。

随時返済

SAFETYと新スピードカードローンは、両商品とも毎月の約定返済以外に任意の金額を随時返済することができます。

どちらも返済用口座なし方式は、約定返済額を超える入金があった場合に随時返済とみなされる仕組みです。

SAFETYの随時返済

SAFETYアプリ、AGENTアプリ、ATM、いよぎんダイレクトから随時返済ができます。ただし「返済用口座なし方式」の場合は、ATMからの返済のみとなります。

新スピードカードローンの随時返済

伊予銀行ATM、AGENTアプリ、いよぎんダイレクトから随時返済が可能です。

AGENTアプリといよぎんダイレクトは、それぞれ利用の条件が設けられているため、事前に確認したうえで活用しましょう。

残高別の返済額

SAFETYと新スピードカードローンの約定返済額は共通で、前月末日の利用残高に応じて次のように決まります。

前月末日の利用残高 約定返済額(月額)
10万円以下 2,000円
10万円超~20万円以下 4,000円
20万円超~30万円以下 6,000円
30万円超~40万円以下 8,000円
40万円超~50万円以下 10,000円
50万円超~100万円以下 15,000円
100万円超~200万円以下 25,000円
200万円超~300万円以下 35,000円
300万円超~400万円以下 45,000円
400万円超~1,000万円以下 50,000円

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繰上げ返済のメリットは?

どちらの商品も、毎月の約定返済とは別に繰上げ返済(随時返済)ができます。

元金を早めに減らせるため、一般にその後の利息負担を抑えやすい点がメリットです。家計に余裕がある月は、無理のない範囲で活用すると返済管理がしやすくなります。

ただし、繰上げ返済を行ったあとも借入残高がある限り、通常どおり次回の約定返済が行われる点に注意が必要です。

生活費や引き落とし予定のお金まで繰上げ返済に回してしまうと、かえって資金繰りが苦しくなることもあるため、無理のない範囲で活用することが大切です。

参考記事:節約効果抜群!ローン繰上げ返済のメリットを知っておこう

伊予銀行カードローンの増額・解約・借り換えについて

ここでは、伊予銀行カードローンの増額・解約・借り換えについて解説します。

増額はできる?申し込み方法と審査のポイント

伊予銀行カードローンでは、SAFETY・新スピードカードローンともに利用中の増額申し込みが可能です。

SAFETYはアプリ内の「契約内容」から「増枠やコース変更を申し込む」を選んで手続きします。

新スピードカードローンは、ローン専用ダイヤルで受け付けています。どちらも所定の審査があり、希望どおりに増額できない場合がある点に注意しましょう。

なおSAFETYは、以下のとおり増額を申し込めない期間があります。

  • 当初契約月の翌月8営業日までの期間
  • 増額の審査結果通知日または増額契約日の翌月末までの期間

審査基準の詳細は公表されていませんが、一般的には新規申込時と同様に、年収、勤務先、雇用形態、勤続年数、他社借入状況、これまでの利用状況や信用情報などが確認されます。

増額によって利用枠が広がると、毎月の返済額や総返済額が大きくなる可能性もあるため、家計とのバランスを見ながら検討したいところです。

カードローンが不要になったら?解約手続きの流れ

両商品とも、カードローン契約が不要になったときは、所定の手続きをしたうえで解約することができます。

SAFETYでは、返済用口座あり方式なら電話または窓口、返済用口座なし方式は電話で解約手続きが可能です。SAFETYを窓口で解約する場合は、ローンカード、本人確認書類、届出印が必要です。

新スピードカードローンは、返済用口座あり方式は窓口、返済用口座なし方式は電話で解約手続きをします。新スピードカードローンの返済用口座あり方式を窓口で解約する場合は、通帳、キャッシュカード、本人確認書類、返済用口座の届出印が必要です。

完済と解約は別手続きとなり、借入残高をゼロにしただけでは解約とならない点に注意しましょう。

参考記事:カードローンの返済で最後に残った端数はどうなる?取扱いや返済方法について解説

他社ローンの借り換えに使える?検討時のポイント

SAFETYと新スピードカードローンは、どちらも借り換え専用の商品ではありません。ただし、使いみちは「自由(事業性資金を除く)」とされているため、借入金を他社ローンの返済に充てることも可能であると考えられます。

借り換えを検討する際は、現在の金利との差だけでなく、毎月の返済額、総返済額、返済期間、借入件数も含めて負担が軽減されるかどうかを確認することが大切です。

毎月の返済額が下がっても、返済期間が長くなることで総返済額が増える場合があります。条件を比較したうえで、負担がどう変わるかを確認しておきましょう。

伊予銀行カードローンのメリット・デメリット

ここでは、伊予銀行カードローン「SAFETY」と「新スピードカードローン」のメリットとデメリットについて解説します。

SAFETYのメリット・デメリット

SAFETYは、以下のようなメリットが挙げられます。

  • アプリ連携で使いやすい
  • ワンタップで24時間借り入れできる
  • 契約時に決まった利率が変わらず、返済の見通しを立てやすい

SAFETYは、アプリを使って申し込みから借り入れ、増額申し込みなどの手続きまで行える点が特徴です。預金残高や予定入出金などをもとに不足額を知らせる機能もあり、不足分はワンタップで借り入れることができます。

また、契約時に決定した金利は、利用限度枠の変更にかかわらず一定であるため、返済の見通しを立てやすい面があります。

一方、SAFETYのデメリットには、次のようなものが挙げられます。

  • スマートフォンの保有が前提
  • 対象年齢が満65歳未満

SAFETYはスマホ専用の商品のため、利用にはスマホの保有が前提です。また、申し込みの際の本人確認書類は運転免許証またはマイナンバーカードに限定されており、どちらも保有していない方は申し込み自体ができません。

また、契約時の年齢が満65歳未満までとなっており、新スピードカードローンの条件と比べると申し込める年齢層がやや限定されます。

新スピードカードローンのメリット・デメリット

新スピードカードローンは、以下のようなメリットが挙げられます。

  • 伊予銀行の口座がなくてもWeb申し込みができる
  • 即日借入に対応している

新スピードカードローンは、Web申し込みが可能な商品です。返済用口座なし方式であれば伊予銀行の口座がなくてもWeb上の手続きで申し込みから契約まで完結します。

また、急ぎで資金が必要な場合は、契約日当日または翌日の振込による借り入れにも対応しています。カード到着前でも借り入れ手段がある点はメリットといえるでしょう。

一方、新スピードカードローンのデメリットには、次のようなものが挙げられます。

  • 返済用口座なし方式は対象地域が限られる
  • 返済用口座なし方式は、毎月自分で入金して返済する必要がある

返済用口座なし方式は、伊予銀行本支店がある13都府県に住んでいる方が対象です。利用できる人が限られる点は、事前に確認しておきたいところです。
また、返済用口座なし方式は口座引き落としではなく、毎月1日から月末までに約定返済額を入金する必要があります。

さらに、新スピードカードローンの場合、毎月1回目の入金は約定返済額以上である必要があるため、返済管理の手間が増えやすい点にも注意が必要です。

FPが解説!銀行カードローン利用の注意点

銀行カードローンは、必要な資金を一時的に準備したいときの選択肢のひとつです。

ただし、使い方によっては家計への影響が大きくなることもあるため、借入額や返済計画をあらかじめ確認したうえで利用することが大切です。

ここでは、銀行カードローンを利用する際の注意点を解説します。

借り過ぎに注意

カードローンは、利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れできる仕組みです。アプリやATMから利用しやすい一方で、必要以上に借りてしまうと、借入残高が増えやすくなります。

借入前には、「いくら必要か」「いつまでに返すか」をできるだけ明確にし、必要な分だけ利用することが大切です。返済シミュレーションも活用しながら、無理のない借入額を確認しておくとよいでしょう。

返済管理に注意

カードローンを利用するときは、毎月の返済を予定どおりに行えるよう、返済日や返済額を管理することが大切です。

とくに、伊予銀行カードローンのように、口座引き落としで返済するタイプと、自分でATMなどから入金して返済するタイプでは、管理のしかたが異なります。

毎月の返済日をカレンダーやスマートフォンに記録し、「いつまでに、いくら返すか」を把握しておきましょう。

あわせて、現在の借入残高や返済状況を定期的に確認し、「今いくら借りているか」を見える状態にできると安心です。

返済と家計のバランスに注意

カードローンは、返済が続くことで家計のバランスに影響することがあります。そうした事態を避けるためにも、利用前に「毎月いくらまでなら無理なく返せるか」をシミュレーションし、返済計画を立てておくことが大切です。

また、資金に余裕がある月は、繰上げ返済を活用して元金を早めに減らすことで、利息負担を抑えやすくなります。ただし、繰上げ返済をしても、借入残高がある限り毎月の約定返済は必要です。生活費や引き落とし予定の資金まで返済に回してしまうと、かえって家計管理が難しくなることもあるため注意しましょう。

あわせて、毎月の返済額が手取り収入に対して重くなりすぎていないかも定期的に確認できるとよいでしょう。

まとめ

伊予銀行では、「SAFETY」と「新スピードカードローン」の2種類の個人向けカードローンが用意されています。それぞれ申し込み条件や借り入れ・返済方法が異なるため、利用前に違いを確認しておくことが大切です。

カードローンは、必要な資金を一時的に準備したいときの選択肢になりますが、使い方によっては家計への負担が大きくなることもあります。借入額だけでなく、毎月の返済額や返済期間もあわせて確認し、無理のない返済計画を立てたうえで利用したいところです。返済方法が自分に合っているかまで含めて比較しておくと、利用後の管理もしやすくなります。

必要な場面で上手に活用できるよう、商品内容を確認したうえで計画的に利用していきましょう。

※本記事は、2026年4月13日時点の情報をもとに執筆しています。

出典:伊予銀行カードローン
https://www.iyobank.co.jp/kariru/safety.html

新スピードカードローン
https://www.iyobank.co.jp/kariru/newspeedcard/

執筆者 堀田 絵里奈 (ほりた・えりな)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

2021年1月よりWebライターとして独立。大手生命保険会社の勤務経験や子育て経験などを生かしながら、おもにSEO記事の執筆活動を行う。金融ジャンルの記事執筆に携わるなかで出会ったFPに魅力を感じ、AFPまで取得。現在は独立系FPとして執筆業務をはじめ幅広く活動中。得意ジャンルは金融、保険、住宅、子育て。オンライン学習コミュニティにて、Webライティング講座のメンターも経験。プライベートでは4児の母。

監修者 坪谷 亮 (つぼや・たすく)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

金融商品を販売しない中立的なFPの無限の可能性に魅力を感じ、22歳までにCFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。
また、FPの活躍の幅を広げるためには「個人がお客様」という考えを変える必要があると感じ、法人との事業提携や財務コンサルティング等でFPが活躍できると信じ、中小企業診断士の勉強を経て21歳の時に一次試験合格を果たす。
FPの可能性を金融業界で留めないために、「一人でも多くの人の人生をより豊かに」というビジョンを掲げ、FPという職業の既成概念を変えるために思いを伝え続ける。

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