福島銀行が提供するカードローンは、「ふくぎんカードローン」としてアプリ申し込みにも対応し、生活資金や急な出費などさまざまな資金ニーズに応えられる仕組みが整っています。
本記事では、商品概要、申し込み手順や必要書類、借り入れ・返済の具体的な方法、増額・解約・借り換えの注意点までを整理して解説します。
審査や使い方で不安がある方向けに、FPの視点での注意点も盛り込みました。
福島銀行は福島県を基盤とする地方銀行で、個人向けローンとして「ふくぎんカードローン」を提供しています。アプリで24時間申し込みをすることが可能です。
以下で基本情報をお示しします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ふくぎんカードローン |
| 対象年齢 | 満20歳以上70歳未満 |
| 担保・保証人 | 不要(所定の保証会社の保証あり) |
| 利用目的 | 自由(事業資金を除く) |
| 契約期間 | 1年間(審査のうえ自動更新。更新時に70歳を超えている場合は新規借入不可) |
| 返済日 | 毎月の約定返済日 |
| 返済方法 | 毎月の定額返済(口座引き落とし) |
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福島銀行の「ふくぎんカードローン」は固定金利です。
年3.8%〜年13.8%の範囲で、個別の審査内容によって利率が決定されます。
借り入れの限度額は10 万円〜1,000 万円で10万円単位で借り入れが可能です。
| 利用限度額(極度額) | 金利(年率・固定)※ |
|---|---|
| 300万円以下 | 年3.8%、6.8%、9.8%、11.8%、13.8% |
| 300万円超500万円以下 | 年3.8%、6.8%、9.8%、11.8% |
| 500万円超 | 年3.8%、6.8%、9.8% |
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※金利は審査の上、個別で設定されます
福島銀行の「ふくぎんカードローン」では、福島銀行ATM以外にもセブン銀行ATMなどの提携ATMを利用して借り入れや返済が可能です。コンビニATMのため、県外への出張や外出時にも手軽に取引でき、利便性が高いのが特徴です。
ATM手数料は利用するATMの種類や時間帯によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
福島銀行のカードローンでは、アプリで24時間申し込みが可能です。
福島銀行のカードローンの申し込み条件を整理していきましょう。
パート・アルバイト・年金受給者の方も安定した収入があれば申し込み可能です。幅広い層の方が利用できるため、安定した収入がある方なら検討しやすいローンといえるでしょう。
ただし、学生の方は申し込みはできないので気をつけましょう。また、専業主婦の方は30万円が上限となっています。
福島銀行カードローンでは、申し込みの際に下記の書類の提出が必要となります。
福島銀行のカードローンは申し込みから契約までアプリで完結する仕組みのため、これらの書類はアプリ上で撮影し、そのままアップロードして提出します。
また利用限度額が50万円を超える場合には、所得証明資料の提出も求められます。所得証明として使用できる書類は、公的所得証明書、源泉徴収票、確定申告書、課税証明書などです。申し込みをスムーズに進めるためにも、必要書類は事前に準備しておくと安心です。
福島銀行カードローンの申し込みは、電話、郵送、来店、FAX、インターネットのいずれかの方法を選択できます。
なかでも便利な方法が、スマートフォンアプリ「ふくぎんアプリ」を利用した申し込みです。来店不要で手続きが完結するため、忙しい方でもスムーズに進められるのが特徴です。
アプリでの申し込みは大きく以下の手順で進みます。
| 1.アプリをダウンロードする |
| 福島銀行公式サイトの「カードローン申し込み」ボタンを押すと、アプリダウンロード画面へ移動します。そこから「ふくぎんアプリ」をGoogle PlayまたはApp Storeでインストールします。アプリを初めて利用する場合でも、画面の案内に従えば簡単に設定できます。 |
| ↓ |
| 2.アプリで仮審査を申し込み |
| アプリを起動し、氏名・住所・勤務先などの必要事項を入力します。さらに、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を撮影し、アプリ上でアップロードします。限度額50万円超を希望する場合は、源泉徴収票などの所得証明資料も同時に提出します。 |
| ↓ |
| 3. 仮審査 |
| 入力情報と提出書類に基づき、保証会社と福島銀行による仮審査が行われます。審査結果はアプリを通じて通知されます。問題がなければ次の正式申し込みへ進みます。 |
| ↓ |
| 4.正式に申し込み |
| 仮審査に通過したら、アプリ上で契約内容を確認し、正式に申し込みます。 |
福島銀行に普通預金口座がない場合は、カードローン申し込み時に口座開設も同時に行います。返済用口座として必要なため、ここでの開設は必須となります。
すべての手続きがアプリ上で完結し、24時間いつでも申し込みできる点が大きなメリットです。
ここでは、福島銀行カードローンの借り入れまでにかかる時間や、審査で重視されるポイント、在籍確認の有無について解説します。
福島銀行カードローンについて具体的な日数は公表されていませんが、借り入れ開始までの期間は、申し込み後の仮審査結果が届くまでに数営業日、そこから正式契約を経てローンカードが郵送されるまで1〜2週間程度かかるのが一般的な流れです。
あくまで目安ではありますが、申し込みから実際の借り入れが可能になるまでには一定の時間を要するため、急ぎで資金が必要な場合は早めに手続きを進めておくと安心です。
特にカード到着までの郵送期間は前後することがあるため、余裕をもったスケジュールで申し込みを行いましょう。
福島銀行カードローンの審査基準は公表されていませんが、銀行のローン審査では、主に「返済できる見込みがあるか」を総合的に判断します。
主に確認されるのは、次のようなポイントです。
安定的な定期収入があり、計画的な支払いが継続できていれば、スムーズに審査が進むケースが多いと考えられます。なお、学生の方は収入があっても審査対象になりませんので注意が必要です。
福島銀行のカードローンは、在籍確認の有無に関して公表されていません。ただし、一般的にカードローンの審査の過程においては在籍確認を行う可能性があります。
在籍確認は、銀行または保証会社が勤め先に連絡をして、実際に会社に勤めているのか確認する手続きです。この際、カードローンに関する具体的な内容を本人以外に伝えることはなく、多くの場合は個人名での連絡など、プライバシーに配慮した対応が取られるケースが一般的です。
あくまで審査の一環であり、申し込み内容に誤りがなければ問題はありませんので、心配しすぎる必要はありません。
参考記事:カードローンは在籍確認が必要。在籍確認の仕組みと対処法を知っておこう
続いて、福島銀行カードローンの借入方法と返済方法、繰上げ返済のメリットについて解説します。
福島銀行カードローンは、発行されたローンカードを使用して、ATMから必要なときに限度額の範囲内で借り入れが可能です。利用できるATMは福島銀行のほか、セブン銀行などの提携ATMも利用でき、出先や県外でも便利です。
契約完了後、ローンカードが自宅に郵送され、到着次第すぐに借り入れを開始できます。
福島銀行カードローンの返済方法は「定額返済方式」です。前月末時点の利用貸越残高に応じて、毎月の返済日に一定金額が預金口座から自動で引き落とされます。利用残高によって返済額は変動するため、毎月の引き落とし額を事前に確認することが大切です。
引き落とし額に関しては、次の残高別の返済額を確認していきましょう。
返済額は「残高スライド方式」を採用しており、返済日前月末日の利用貸越残高に応じて、返済額が決まります。
| 利用貸越残高(前月末) | 毎月の約定返済額 |
|---|---|
| 1万円以下 | 全額 |
| 1万円超50万円以下 | 10,000円 |
| 50万円超100万円以下 | 20,000円 |
| 100万円超200万円以下 | 30,000円 |
| 200万円超300万円以下 | 40,000円 |
| 300万円超400万円以下 | 50,000円 |
| 400万円超500万円以下 | 60,000円 |
| 500万円超600万円以下 | 70,000円 |
| 600万円超700万円以下 | 80,000円 |
| 700万円超800万円以下 | 90,000円 |
| 800万円超900万円以下 | 100,000円 |
| 900万円超1,000万円以下 | 110,000円 |
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福島銀行カードローンについて、ATMからの繰上げ返済(随時返済)の可否は、商品ページでは詳しく案内されていません。一方で、「ふくぎんアプリ」を利用した全額繰上返済はできるとされています。
繰上げ返済を活用すれば、利息の負担を抑えつつ、早めの完済を目指せます。ボーナス月や収入に余裕があるときなどに追加で返済しておくと、総返済額の軽減につながる点が繰上げ返済の大きなメリットです。
ただし、毎月の約定返済は続くため、繰上げ返済に回しすぎて資金が足りなくなるということがないように注意しましょう。無理のない返済計画を立てることが大切です。
参考記事:節約効果抜群!ローン繰上げ返済のメリットを知っておこう
続いて、福島銀行カードローンの増額・解約・借り換えについて解説します。
福島銀行カードローンの増額に関する具体的な手続きや詳細は、公式ホームページでは公表されていません。そのため、正確な情報を得るためには、福島銀行へ直接問い合わせて確認する必要があります。
一般的に、銀行カードローンの利用限度額の増額には、新規に近い追加の申し込みと再審査が必要です。この再審査では、初回審査時と同様に、現在の収入状況、他社からの借入状況、そしてこれまでの福島銀行での返済実績などが厳しくチェックされます。
増額が承認されると、利用可能枠が拡大し、急な出費にも対応しやすくなるメリットがあります。しかしその反面、借入残高が増加した場合、毎月の返済額も増加する可能性があります。
増額によって家計の負担が過度に重くならないよう、自身の返済能力を冷静に判断し、無理のない範囲で申請することが大切です。増額を検討の際には無理なく計画的に行いましょう。
解約時の手続きに関しては公式ホームページに記載されていませんでした。一般的に、カードローンを解約する場合は残債をすべて返済し、ローンカードを返却したうえで、利用銀行窓口で所定の手続きを行う必要があります。借り入れた額を返済しても自動的に契約終了するわけでなく、利用者本人の申し出が必要となります。
銀行に利息を含めた完済額を正確に確認して、解約手続きを行うようにしましょう。
また、一度解約して再度ローンを利用したい場合はもう一度申し込みと審査が必要となるのでその点は注意が必要です。
参考記事:カードローンの返済で最後に残った端数はどうなる?取扱いや返済方法について解説
福島銀行カードローンでは、他社ローンの借り換えが可能です。ただし、借り換え専用商品ではないため、借り換えに特化した金利優遇などの特典は設けられていません。
他社でもカードローンを利用している場合は、一本化した方が返済計画は立てやすいでしょう。
ただし、借り換えを行うと返済期間が延び、結果として毎月の返済額や総返済額が増えるケースもあるため注意が必要です。
借り換えを検討する際は、金利差や返済総額、返済期間をしっかり確認し、返済シミュレーションを行ったうえで判断することが大切です。
ここでは、福島銀行カードローンのメリット・デメリットについて解説します。
福島銀行カードローンは、スマートフォンのアプリを使って申し込みから契約まで完結できます。来店の必要がなく、仕事や育児で時間が取りにくい方でも24時間いつでも手続きできるのが大きな利点です。
銀行窓口の受付時間に縛られず、自分のペースで申し込みが進められるため、利便性が高いサービスといえます。
申し込み時点で福島銀行の普通預金口座を持っていなくてもカードローンの申し込みができます。地方銀行では口座保有が必須となるケースも多いため、この柔軟さは利用者にとってメリットです。
ただし、契約時には返済口座として福島銀行の普通預金口座が必要になるため、最終的には口座開設が必要である点は確認しておきましょう。
福島銀行のカードローンは、福島県内に住んでいない方でも申し込み可能です。地方銀行では営業区域内に居住・勤務していることを条件とする商品も多い中、全国から手続きできる点は大きな特徴です。
また、借り入れは福島銀行ATMだけでなくセブン銀行をはじめとした全国のコンビニATMなどでも可能なため、県外在住者や外出の多い方でも利用しやすい環境が整っています。
福島銀行カードローンは、申し込みから契約までの手続きをアプリで完結する仕組みを採用しています。来店不要で便利な一方、アプリ操作に慣れていない方や、スマートフォンを持っていない方にとっては利用ハードルが高くなる場合があります。
なお、どうしてもアプリ操作が難しい場合には、来店や電話などでの手続きも可能です。その際はあらかじめ銀行に相談すると良いでしょう。
申し込み時点で福島銀行の口座を持っていない場合、カードローン申し込みと同時に普通預金口座を開設する必要があります。返済引き落としのために口座が必須となるためですが、「借り入れのために新規口座を作りたくない」という方には負担に感じられる可能性があります。
ただし、アプリ内でカードローンと口座開設をまとめて申し込めるため、手続き自体は比較的スムーズです。
カードローンは、必要なときにすぐ使える便利なサービスです。ただし、使い方を誤ると家計に負担をかけてしまうこともあります。
ここでは、ファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、利用前に押さえておきたい3つの注意点を紹介します。
カードローンは、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れができる仕組みです。
借りやすい状況にあるためついつい「また借りよう」という心理になりがちです。
そうなるとあっという間に借入残高が増えてしまうことがあります。
「本当に借りる必要があるのか?」をしっかり考え、借入額をコントロールし、家計を圧迫しない範囲に収まっているかを意識しましょう。
福島銀行カードローンでは、毎月の約定返済日に、決められた金額が返済用口座から自動で引き落とされます。借り入れの際には家計の収支に対して無理のない返済額かどうかを確認し、給料日とのタイミングも踏まえて口座残高に余裕を持たせておくことが大切です。
返済日をカレンダーやアプリなどで管理し、残高不足がないように事前に対策するようにしましょう。
カードローンは借りやすい反面、借りすぎてしまうケースも少なくありません。
返済によって家計を圧迫すると、家計の収入と支出のバランスが崩れてきます。無理なく返せる範囲の額にすること、将来の必要資金計画も見ながら返済シミュレーションを立てることで、家計の安定につながるようになります。
福島銀行の「ふくぎんカードローン」は、生活費の補てんや急な出費でも利用することが可能です。実際の借り入れもコンビニのATMが利用できるため、出張や旅行などの遠方での出費にも対応することができるでしょう。申し込みから契約まですべてアプリで完結できるのも利用しやすい点といえます。
一方で、借り入れが増えすぎると返済負担が重くなり、家計のやりくりや将来の資金計画にに影響する可能性があります。
借り入れ前に「何に使うのか」「自分の借りられる額はどれくらいか」を明確にしてから利用するといいでしょう。
家計とのバランスを考え、返済に無理のない範囲で活用していきましょう。
※本記事は、2025年11月18日時点の情報をもとに執筆しています。
出典:福島銀行「ふくぎんカードローン」
https://www.fukushimabank.co.jp/k-loan/cardloan/

大学卒業後、大手製薬会社に入社。営業やデジタルマーケティングを経験。第一子妊娠中に「FIRE」の考え方に出会い、「自分自身の人生とお金に本気で向き合いたい」と一念発起。お金に関する書籍を100冊以上読み、ライフイベント資金(教育費、老後資金)を貯め終わる。早期退職制度を活用し退職後、FPとして独立。「お金を自分らしく使って人生をより豊かにしてほしい」という思いで、お客様一人一人に寄り添った提案活動をしている。

2021年1月よりWebライターとして独立。大手生命保険会社の勤務経験や子育て経験などを生かしながら、おもにSEO記事の執筆活動を行う。金融ジャンルの記事執筆に携わるなかで出会ったFPに魅力を感じ、AFPまで取得。現在は独立系FPとして執筆業務をはじめ幅広く活動中。得意ジャンルは金融、保険、住宅、子育て。オンライン学習コミュニティにて、Webライティング講座のメンターも経験。プライベートでは4児の母。
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