鹿児島県鹿児島市に本店を置き、鹿児島・宮崎両県を中心に店舗を展開する地方銀行、鹿児島銀行が提供する「かぎんカードローンS」。「かぎんカードローンS」は急な出費への備えや日常生活資金として、幅広い用途に活用できる個人向けカードローンです。
本記事では、申込条件や金利・限度額、審査のポイント、返済方法、借り換えへの活用まで、利用を検討する際に知っておきたい情報をFP視点で詳しく解説します。
利用を検討している方はぜひお役立てください。
「かぎんカードローンS」は、鹿児島銀行が提供するカードローン商品です。利用限度額の範囲内であれば繰り返し借り入れができ、趣味・レジャー、冠婚葬祭、医療費、引越し、家具・家電購入など、日々の生活のさまざまな場面で活用できます。原則として申し込みから契約まですべてWEBで完結できる点も特徴のひとつです。
基本的な情報は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | かぎんカードローンS(エス) |
| 対象年齢 | 満20歳以上満69歳未満 |
| 保証会社 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 利用目的 | 自由(事業資金を除く) |
| 契約期間 | 1年間(審査のうえ自動更新。更新時に満70歳の誕生日以降は新規借入不可) |
| 返済日 | 毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日) |
| 返済方法 | 約定返済(残高スライド方式)、ATMまたは窓口での任意返済 |
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次に、金利・限度額についてもう少し詳しく見ていきましょう。
借入利率は変動金利で、利用限度額の区分に応じて年0.9%〜年14.8%の範囲で設定されます。利用限度額は審査により10万円〜1,000万円(10万円単位)の間で決定されます。保証料は金利に含まれており、別途の費用はかかりません。
| ご利用限度額 | 金利 |
|---|---|
| 50万円以下 | 14.80% |
| 50万円超〜100万円以下 | 13.15% |
| 100万円超〜200万円以下 | 10.15% |
| 200万円超〜300万円以下 | 9.15% |
| 300万円超〜400万円以下 | 7.15% |
| 400万円超〜500万円以下 | 5.15% |
| 500万円超〜800万円以下 | 4.55% |
| 800万円超 | 0.90% |
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金利は毎年4月1日に見直しが行われ、5月の約定日翌日から新規・既往ともに改定されます。上限金利は年14.8%となっています。
「かぎんカードローンS」では、鹿児島銀行のATMのほか、全国のゆうちょ銀行ATM、鹿児島県内のファミリーマートATMでも利用可能です。
なお、ATM利用手数料は、時間帯やATMの種類によって所定の手数料がかかる場合があります。
「かぎんカードローンS」はWEBからの申し込みに対応しており、来店不要でスマートフォンからも手続きを完結させることができます。また、返済方法によって申し込みフォームが「返済用口座不要型」と「返済用口座引落型」の2種類に分かれています。
ここでは申し込み条件・必要書類・手続きの流れを順に解説します。
「かぎんカードローンS」申し込みには以下のすべての条件を満たす必要があります。
なお、「返済用口座引落型」を選択する場合は、鹿児島銀行の普通預金口座が必要です。「返済用口座不要型」であれば鹿児島銀行の口座がなくても申し込みできます。
申し込みには以下の書類が必要です。書類はWEB申込時にアップロードして提出します。
書類の提出・確認方法など、申し込みに必要なものについて詳しくは以下の参考記事もご覧ください。
参考記事:カードローンの申し込みに必要な書類と注意点
申し込みから借り入れ開始までの流れは以下のとおりです。
|
1.WEBで申し込み 必要事項を入力し、本人確認書類などをWEB上にアップロードします。 |
| ↓ |
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2.審査結果の通知 審査結果はメールで届き、専用ページにて内容を確認します。 |
| ↓ |
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3.追加情報の入力 ご契約に必要な項目について、専用ページ上で追加入力を行います。 |
| ↓ |
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4.ご契約手続き 契約手続きもWEB上で完結します。 |
| ↓ |
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5.融資・振込 ATMまたはインターネットバンキングでの都度借り入れ、または指定口座への振込により融資を受けられます。 |
なお、取引内容によっては来店が必要となる場合もあります。
カードローンの審査では主に申込者の返済能力や信用状況が総合的に確認されます。
ここからは審査で重視される項目と、借り入れ開始までの目安、在籍確認の対応方法について解説します。
銀行カードローンの審査では一般的に、以下の項目が重視されます。
公式サイトには審査基準の詳細は公開されていませんが、適用金利が利用限度額の区分に応じて設定される仕組み上、審査結果によって借入限度額が変わり、それに連動して金利も決まる点が特徴のひとつです。
公式サイトに具体的な日数の目安は記載されていませんが、申し込みから契約まですべてWEBで手続きが完結するため、来店申し込みと比べてスムーズに進みやすいといえます。
審査結果はメールで通知され、その後WEB上で契約手続きを行い、完了後にATMまたはインターネットバンキングで借り入れが可能となります。
なお、専用のローンカードは後日発行・郵送されますが、契約完了後にATMやインターネットバンキングを通じた融資も可能な場合があります。
実際の借り入れ開始までの期間は審査状況によって異なるため、急を要する場合は余裕をもって申し込みをしましょう。
公式サイトには在籍確認の有無について明記されていませんが、一般的に銀行カードローンでは、申告内容の確認として職場への電話連絡などが行われることがあります。
在籍確認の方法や職場への連絡について不安がある場合は、事前に鹿児島銀行の窓口や問い合わせ先に相談しておくと安心です。
在籍確認の仕組みや対処法については、以下の参考記事も参考にしてください。
参考記事:カードローンは在籍確認が必要。在籍確認の仕組みと対処法を知っておこう
つぎに、鹿児島銀行カードローン「かぎんカードローンS」の借入方法、返済方法、返済額の目安、繰上げ返済について解説します。
「かぎんカードローンS」はお近くのATMでいつでもお借入れできます。
鹿児島銀行ATM、全国のゆうちょ銀行ATM、鹿児島県内のファミリーマートATMにて、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れができます。
返済方法は契約時に選択した「返済用口座不要型」と「返済用口座引落型」によって異なります。
毎月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、ATMでローン口座へ直接返済します。
口座自動引き落としではないため、毎月ご自身でATM操作が必要です。
毎月10日に、指定した鹿児島銀行の普通預金口座から自動引き落としで返済されます。
手続きの手間が少なく、返済忘れのリスクを抑えやすいのが特徴です。
いずれの返済方法も、かぎんeバンクサービスを通じた返済にも対応しています。(振込事前登録口座にローン口座の登録が必要)
「かぎんカードローンS」の返済は、残高スライド返済方式が採用されており、前月末の貸越残高に応じた金額を毎月返済します。
| 貸越残高 | 約定返済額 |
|---|---|
| 2千円以下 | 1,000円 |
| 2千円超〜10万円以下 | 2,000円 |
| 10万円超〜30万円以下 | 5,000円 |
| 30万円超〜50万円以下 | 10,000円 |
| 50万円超〜100万円以下 | 15,000円 |
| 100万円超〜150万円以下 | 20,000円 |
| 150万円超〜200万円以下 | 30,000円 |
| 200万円超〜300万円以下 | 40,000円 |
| 300万円超〜400万円以下 | 50,000円 |
| 400万円超〜500万円以下 | 60,000円 |
| 500万円超〜600万円以下 | 70,000円 |
| 600万円超〜700万円以下 | 80,000円 |
| 700万円超〜800万円以下 | 90,000円 |
| 800万円超 | 100,000円 |
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「かぎんカードローンS」では、毎月の約定返済とは別に、ATMまたは窓口でいつでも任意の金額を返済(繰上げ返済)することができます。かぎんeバンクサービスを通じた返済にも対応しています。
繰上げ返済の主なメリットは、残高を早く減らすことで支払う利息の総額を抑えられる点です。カードローンは借入残高に対して日割りで利息が発生するため、少額であっても余裕があるときにこまめに返済することが、結果的に総支払額の節約につながります。
繰上げ返済の活用方法やメリットについて詳しくは、以下の参考記事もご参照ください。
参考記事:節約効果抜群!ローン繰上げ返済のメリットを知っておこう
ここでは、利用限度額の増額を検討したい場合や、カードローンが不要になった場合の解約手続き、他社ローンからの借り換えについて解説します。
公式サイトには増額手続きに関する具体的な案内は記載されていませんが、一般的な銀行カードローンでは、増額を希望する場合は改めて銀行に申し出を行い、再審査を受けるケースが多くなっています。審査では申込時と同様に、収入状況や信用情報、他社借入の状況などが総合的に確認されます。
増額を検討する際の注意点として、限度額が増えると毎月の約定返済額や利息の総額も増加する可能性があります。増額を検討する際には、現在の家計収支に対して無理のない範囲かどうかを十分に確認したうえで判断することが大切です。
カードローンの利用が不要になった場合は、借入残高をすべて返済したうえで解約の手続きを行います。一般的な銀行カードローンの解約の流れは以下のとおりです。
解約手続きの具体的な方法は金融機関によって異なります。実際に解約を行う際は、窓口にて最新の案内を必ずご確認ください。
なお、完済時に端数が生じるケースについては、以下の参考記事が参考になります。
参考記事:カードローンの返済で最後に残った端数はどうなる?取扱いや返済方法について解説
公式サイトには他社ローンからの借り換えを目的とした専用コースや案内は記載されていません。ただし、利用目的が原則自由(事業資金を除く)であるため、他社借入の返済に充てることは一般的には可能と考えられます。
なお、鹿児島銀行には、借り換え・おまとめにも利用可能なフリーローンも用意されています。
借り換えを検討する際には、以下のポイントを比較・確認することが重要です。
条件によっては必ずしも負担が軽くなるとは限りません。現在の借入条件と「かぎんカードローンS」の条件を具体的な数字で比較したうえで判断するのがよいでしょう。
ここでは、鹿児島銀行カードローン「かぎんカードローンS」のメリットとデメリットについて解説していきます。
申し込みから審査・契約まですべてWEB上で完結できます。また「返済用口座不要型」を選択すれば、鹿児島銀行の口座を持っていなくても利用を開始できます。来店の手間なく手続きできる点は、忙しい方や近くに店舗がない方にとって使いやすい設計といえます。
利用限度額が800万円を超えると適用金利が年0.9%となる点は、銀行カードローンのなかでもかなり低い水準です。高額の利用枠が認められた場合には、利息負担を大きく抑えることが期待できます。
口座自動引き落とし(引落型)と、ATMでの手動返済(口座不要型)を選べる柔軟な設計になっています。すでに鹿児島銀行の口座を持っている方は引落型を選ぶことで返済の手間を省けますし、口座を持っていない方も口座不要型で利用を開始できます。
申込時の上限年齢が満69歳未満と設定されており、一部の銀行カードローンと比較すると、シニア層には申し込みの門戸が狭い設計になっています。また、満70歳の誕生日以降は新規借入が停止されるため、長期にわたって利用を想定している場合は注意が必要です。
審査で設定される利用限度額が50万円以下の場合、適用金利は年14.8%となります。小口の利用では利息負担が重くなりやすいため、短期間での返済を心がけるか、利用額の管理を意識することが大切です。
カードローンは使い方次第で生活の強い味方になる一方、利用方法を誤ると家計に余計な負担をかけることにもなりかねません。
ここでは、FPの視点から利用時に押さえておきたい3つの注意点を解説します。
カードローンは「必要なときに必要な分だけ」使える利便性の高さが魅力ですが、その手軽さゆえに借入残高が気づかないうちに膨らみやすいという側面もあります。利用限度額の範囲内でいつでも借りられる状態が続くと、いつのまにか残高が増えてしまうことがあります。
借り入れをする前に「本当に今必要か」「返済の見通しは立っているか」を一度確認する習慣をつけると、無理のない範囲での利用につながります。
借入残高は定期的に確認し、できるだけ早めに返済していくことが健全な資金管理の基本です。
毎回の返済を期限どおりに行うことは、カードローンを健全に利用するうえで非常に重要です。返済が予定どおりに進まない状態が続くと、利息が積み重なり家計の負担が大きくなる可能性があります。
「返済用口座引落型」を選択している場合は指定口座の残高不足に、「返済用口座不要型」の場合はATM返済を忘れることのないよう、返済日をカレンダーやアプリなどで管理し、返済が後回しになりやすい状況を事前に防ぐ工夫が大切です。
カードローンの毎月の返済額は、家計全体の収支バランスのなかで無理のない範囲に収まっているかが重要です。残高スライド方式では借入残高が多いほど毎月の返済額も増えるため、残高が大きくなってきたと感じたら、返済額を意識的に増やすことも有効な手段です。
住宅ローンやほかのローンとの兼ね合いで、返済総額が収入に占める割合が高くなりすぎていないかを定期的に見直すことも大切です。
カードローンはあくまで一時的な資金の補助として活用し、長期的な家計設計のなかでの位置づけを常に意識して利用しましょう。
「かぎんカードローンS」は、鹿児島・宮崎を地盤とする鹿児島銀行が提供するカードローンで、WEB完結・口座不要での申し込みに対応しています。利用限度額に応じて年0.9%〜年14.8%の金利が設定され、返済方法も「口座不要型」と「口座引落型」の2種類から選択でき、柔軟な用途にも対応可能です。
申し込みの際は、申し込み条件や審査内容を確認したうえで、家計全体のバランスを考慮しながら無理のない範囲で活用することが大切です。返済計画を立てたうえで、「どのくらい借りて、いつ返すか」を具体的にイメージし、必要最小限の利用を心がけましょう。
※本記事は、2026年6月3日時点の情報をもとに執筆しています。
出典:鹿児島銀行カードローン「かぎんカードローンS」
https://www.kagin.co.jp/kojin/loan/cardloan_s.html

自身の病気がきっかけでFPに興味を持ち、航空会社で総合職として働きながらCFP資格を取得。しかし、資格を活かせないまま数年が経ち悩んでいたところ、育休中にFPサテライトと出会う。ボランティアとしてお金にまつわる記事の執筆、監修を行ったことをきっかけに育休中にFP1級を取得。
現在は2児の母として仕事と育児に励みながら、将来子ども向け金融教育ができるよう経験を積んでいる。

2021年1月よりWebライターとして独立。大手生命保険会社の勤務経験や子育て経験などを生かしながら、おもにSEO記事の執筆活動を行う。金融ジャンルの記事執筆に携わるなかで出会ったFPに魅力を感じ、AFPまで取得。現在は独立系FPとして執筆業務をはじめ幅広く活動中。得意ジャンルは金融、保険、住宅、子育て。オンライン学習コミュニティにて、Webライティング講座のメンターも経験。プライベートでは4児の母。
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