第 79 回

カードローン審査の信用情報を提供する「信用情報機関」って何?

庄司 里紗

カードローン審査の信用情報を提供する「信用情報機関」って何?

カードローンの審査には「信用情報」が最も重要となってきます。カードローンの申し込みをすると審査が行われ、信用情報に問題がなければ各銀行・消費者金融等が融資の方向性を決定します。反対に信用情報に問題があるとローンが組めなかったり、借入ができなくなったりしてしまいます。

この信用情報を提供しているのが、「信用情報機関」と呼ばれるものです。では、信用情報機関とはどのような機関なのでしょうか。

信用情報機関の役割

信用情報機関は、個人の信用情報(クレジットカードやキャッシングの契約状況・借入など)の収集や管理をしている機関です。毎月の返済状況に加え、延滞情報や債務整理の情報も管理しています。

また、信用情報機関には、クレジットカードやキャッシング・カードローンなど申し込みをした段階で誰でも登録されます。そして、加盟会員であるクレジットカード会社や消費者金融などが照会をかけてきた際に、情報を提供します。

信用情報機関の種類

日本には3つの信用情報機関があります。それぞれの業界によって加盟する機関が分かれており、どこか1つに加盟している会社もあれば、複数の機関に加盟している会社もあります。

また、3つの機関はそれぞれが情報を管理・収集していますが、事故情報だけは相互に利用できる仕組みになっています。つまり、どこか1つにでも事故情報がつけば「その人はブラックである」と判断されてしまいます。

日本信用情報機構

主な会員は信販会社や消費者金融で、最も古い信用情報機関です。ほぼリアルタイムで情報更新を行っているため、信用情報の正確性、最新性に定評があります。

CIC

主な会員はクレジットカード会社や信販会社です。
原則月1回の情報更新が義務付けられているため、情報精度は高く、日本信用情報機構よりも多い個人信用情報を管理しています。

全国銀行個人信用情報センター

主な会員は銀行や銀行系カード会社です。
ブラック情報の登録期間は他の2つの機関とは変わりませんが、その他に自己破産の官報情報を登録しています。さらに登録期間も10年と長く設定されています。

自分の信用情報を確認するには

カードローンに申し込むと、各金融機関は信用情報機関に問い合わせを行い、審査が行われます。では、カードローンを申し込む前に、自分で信用情報を確認することはできるのでしょうか。

開示請求方法は3つ

開示請求の方法は機関によりますが、開示窓口に行く・郵送で開示請求を行う・インターネットで開示請求を行うという、3つの方法があります。開示請求に必要な書類を用意することで、誰でも自分の信用情報を確認することが可能です。

まとめ

銀行や大手消費者金融のカードローン審査では、多重債務者か否かが重要になります。また、過去に金融事故がないかという点も重要視されます。

信用情報は過去の金融機関と金融サービスの利用情報の蓄積であるため、一度悪い評価がつくとすぐに改善することはできません。カードローンやクレジットカードの支払いだけでなく、携帯電話の料金を長期で延滞しても信用情報に記録されてしまいます。

将来、住宅等の高い買い物をする際、ローン審査で信用情報に引っかかってしまうような事態が起こらないように、金融サービスの利用と返済には気を付けましょう。

執筆者 庄司 里紗 (しょうじ・りさ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学卒業後、広告代理店に営業事務として就職。妊娠を機に退職。専業主婦となり、家計管理を任される。しかし、子供2人分の教育費、住宅費、老後資金とお金の不安は増えるばかり。そこでお金について勉強するため2級FP技能士を取得。現在は、子育てをしながらFPとして活動中。

監修者 安藤 純子 (あんどう・じゅんこ)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

不動産管理会社勤務をきっかけに、損害保険業務に携わる。
FPサテライト代表・町田の保険に対する考え方やFPの社会的向上への熱意に共感し、バックオフィスのサポートに入る。
主婦目線から、お客様の素朴な疑問にわかりやすくお答えすることを第一に活動している。

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