第 81 回

個人事業主はローンや融資を利用できる?ローンを含めた資金調達方法を解説

田端 沙織

個人事業主はローンや融資を利用できる?ローンを含めた資金調達方法を解説

個人事業主やフリーランスが事業を運営する上で、常に気にしなくてはならないことの1つが「資金繰り」です。
一般的に個人事業主は会社法人に比べ社会的信用が低くみられ、ローンを組みづらいと言われています。
今回は、個人事業主向けローンについて説明します。

個人事業主でもローンは利用できる?

毎月一定額の給与が出る会社員に対して、個人事業主は毎月の収入額に増減があり、また病気や怪我で仕事ができなくなるリスクもあります。そのため一般的にローンを組みづらいと言われていますが、借りられないわけではありません。重要なのは事業の安定性・健全性をきちんと示せるかどうかです。

ローンのなかでも比較的借りやすいのは、中小企業・零細企業をターゲットにしたビジネスローンです。
銀行融資よりも金利は高いですが、審査条件が比較的緩く個人事業主でも借入れしやすくなっています。最近は銀行だけでなく、民間のカード会社や消費者金融などでも取り扱っています。

ローン以外の資金調達方法

ローン以外で資金調達したい場合は、以下の機関や方法を活用できます。

1.日本政策金融公庫

財務省所管の特殊会社で、日本に5つある政策金融機関の1つです。個人事業主や中小企業の経営者を対象に、事業資金・運転資金の調達をサポートしています。
借入れ金利は、利用する融資制度や返済期間によって変わりますが、概ね1~3%の間になります。

2.助成金・補助金

経済産業省や自治体主体のものなど様々な種類があり、金額も異なります。補助金はあらかじめ予算が設定されていることが多いため、申請者の中から選抜され支給されます。
そのため、確実に支給されるものではありません

3.地方銀行

開業後1年未満の場合、都市銀行から融資を受ける事は難しいです。ですが、地域に密着した地方銀行は都市銀行より融資条件が緩い場合があり、事業内容によっては融資を受けられる可能性があります。
また、信用保証協会の支援のもと、地方銀行から融資してもらう方法もあります。

4.信用金庫・信用組合

地域の活性化などを主な事業目的としているため、地域に密着した事業であれば融資を受けられる可能性があります。
地方銀行からの融資同様、信用保証協会の支援を受けることができます。

5.クラウドファンディング

インターネットで資金調達を行う方法です。自分のプロジェクトやビジネスプランを公開し、興味を持った支援者・見込み客から出資・融資を受けることができます。

まとめ

個人事業主は、一般的にローンや融資を受けるのが難しいといわれていますが、しっかりとした事業計画を
持っていれば融資は受けられます。

ローンや融資を利用する可能性を踏まえ、日ごろから事業の安定性・健全性を示せるよう帳簿付けを行い、審査に備えましょう。

執筆者 田端 沙織 (たばた・さおり)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

鎌倉市出身、逗子市在住。2男1女を育児中。大学を卒業後、FP2級を取得した際、資産運用の楽しさに開眼し証券会社に勤務。10年以上お客様にまごころ込めて対応していたが、会社とお客様の向いている方向が違う事にモヤモヤを感じる。
現在は、お客様と自分が同じ方向を向くことでお金や将来の不安が少しでも減るよう、中立的な立場のFPとして活動中。また、「キッズ・マネー・ステーション認定講師」として子供、親子向け金銭教育講座を開催している。

監修者 町田 萌 (まちた・もえ)
代表取締役・ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

大学在学時よりFPを志し、外資系損害保険会社、eラーニング専門企業に勤務。卒業後、税理士法人勤務を経て、外資系生命保険会社出身の専務とともにFP事務所を開業。2018年4月に法人化し、FPサテライト株式会社を設立、代表取締役に就任する。
現在は、相談業務、Webメディアの執筆、セミナー講師等、幅広く活動を行なっている。また、税理士法人勤務の経験から、中小企業向けの経理業務支援なども行っている。
金融商品を取り扱わず、お客様の立場に立った中立な相談、幅広い分野からの問題解決をモットーとしている。

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