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第 212 回

ネット銀行カードローンおすすめ【10社比較】金利・特徴・選び方を解説

堀田 絵里奈

「ネット銀行のカードローンを利用したいけれど、どこを選べばよいかわからない」「金利以外に何を比較すればよいの?」と悩んでいませんか。

ネット銀行のカードローンは、来店せずに申し込める商品が多い一方、金利や口座開設の必要性、借入・返済方法などといった特徴は金融機関によって異なります。金利だけでなく、利用条件や使いやすさも含めて比較することが大切です。

この記事では、ネット銀行を中心としたカードローン10商品を比較し、各社の特徴や選び方、利用前に確認したい注意点を解説します。自分に合った借入先を検討する際の参考にしてください。

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ネット銀行カードローン10社を一覧で比較

ネット銀行のカードローンは、商品によって金利や利用限度額、口座開設の要否、借入方法などが異なります。

ここでは、インターネット専業銀行のカードローンに加え、オンラインで申し込みができるイオン銀行・SBI新生銀行も含めた10商品の基本情報を一覧で比較してみましょう。

商品名 金利(年率) 利用限度額 口座開設 主な借入方法
楽天銀行スーパーローン 1.9%~14.5% 最高800万円 不要 ATM・振込
イオン銀行カードローン 4.8%~14.8% 最高800万円 不要 ATM・Web※1
PayPay銀行カードローン 1.59%~18.0% 最高1,000万円 必要※2 アプリ・ATM
セブン銀行カードローン 12.0%~15.0% 最高300万円 必要※2 アプリ・ATM
ソニー銀行カードローン 2.5%~13.8% 最高800万円 必要※2 Web・ATM
オリックス銀行カードローン 1.7%~14.8% 最高800万円 不要 ATM・振込
みんなの銀行 Loan 1.5%~14.5% 最高1,000万円 必要 アプリ
ドコモSMTBネット銀行カードローン 2.64%~14.94%※3 最高1,000万円 必要※2 アプリ・ATM
auじぶん銀行カードローン 1.63%~17.8%※4 最高800万円 不要 ATM・振込
SBI新生銀行カードローン 4.5%~14.8% 最高500万円 不要 ATM・振込

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※2026年10月26日時点の各金融機関の公式サイトをもとに作成。金利は通常金利を記載し、キャンペーン金利は含みません。

※利用限度額や適用金利は審査結果などによって異なります。

※口座開設の「必要」は、その銀行の普通預金口座を持っていない場合に、カードローンの利用にあたって開設が必要であることを示します。

※1:イオン銀行のWebでの借入は、同行の普通預金口座を持っている場合に利用できます。

※2:普通預金口座とカードローンの同時申込が可能です。

※3:ドコモSMTBネット銀行は基準金利を記載しています。所定の条件を満たす場合は、最大年0.6%の金利引き下げが適用されます。

※4:auじぶん銀行は通常金利を記載しています。au IDなどの条件に応じて金利優遇を受けられる場合があります。

重視する条件別の確認ポイント

上記の比較表を参考に、自分が重視する条件からカードローンの候補を絞り込んでみましょう。

重視する条件 確認したいポイント
利息負担を抑えたい 上限金利・無利息期間・返済総額
新しい口座を増やしたくない 普通預金口座の開設要否
スマホで利用したい アプリ対応・カードレスの利用条件
現金で借りたい 対応ATM・利用手数料
早く借りたい 審査時間・実際の借入開始時期

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例えば、今回紹介する10商品では、重視する条件に応じて次のような商品が比較候補になります。

上限金利の低さを重視するなら

  • ソニー銀行カードローン(年13.8%)
  • 楽天銀行スーパーローン(年14.5%)
  • みんなの銀行 Loan(年14.5%)

普通預金口座を新たに開設したくないなら

  • 楽天銀行スーパーローン
  • イオン銀行カードローン
  • オリックス銀行カードローン
  • auじぶん銀行カードローン
  • SBI新生銀行カードローン

スマホATMで現金を借りたいなら

  • 楽天銀行スーパーローン
  • セブン銀行カードローン
  • ソニー銀行カードローン
  • ドコモSMTBネット銀行カードローン

※金利は通常金利の上限を記載しています。実際の適用金利や利用条件は商品によって異なります。

ただし、1つの条件だけで最適な商品が決まるわけではありません。複数の条件を比較し、自分に合った借入先を検討しましょう。

ネット銀行カードローン10社の特徴

ここからは、各商品の主な特徴と注意点を紹介します。気になる商品があれば、詳細記事で申込条件や借入・返済方法なども確認してみてください。

楽天銀行スーパーローン

主な特徴

  • 楽天銀行の普通預金口座を開設せずに利用可能
  • 振込や提携ATMで借り入れでき、スマホATMにも対応
  • 他行口座を返済口座として登録可能(一部金融機関を除く)

注意点:ローンカードの郵送あり。また、提携ATMによっては借入時に手数料がかかる

楽天銀行スーパーローンは、同行の普通預金口座を開設せずに利用できるため、普段利用している銀行口座で借入・返済を行いたい人に検討しやすい商品です。

提携ATMは全国にありますが、利用するATMによって手数料が異なるため、普段使うATMの条件を確認しておきましょう。

詳しくは楽天銀行スーパーローンの特徴・審査・返済方法をご覧ください。

イオン銀行カードローン

主な特徴

  • イオン銀行の普通預金口座を開設せずに利用可能
  • イオン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMは借入・返済手数料が無料
  • 初回借入日から30日間利息0円(条件あり)

注意点:普通預金口座がない場合は、原則としてローンカードの到着後に借入可

イオン銀行カードローンは、同行の口座を持っていない場合でも利用できますが、借入方法は主にATMとなります。借り入れを希望する時期までにカードを受け取れるか、確認しておくとよいでしょう。

なお、30日間利息0円のサービスは、新規契約日(ローンカード発行日)から90日以内に初回借入を行った場合に適用されます。

詳しくはイオン銀行カードローンの特徴・審査・返済方法をご覧ください。

PayPay銀行カードローン

主な特徴

  • Web・アプリで借り入れでき、提携ATMからの出金にも対応
  • 所定の条件を満たすと、初回借入日から30日間利息0円
  • 毎月の返済日を1~28日または月末から選択可能

注意点:PayPay銀行の普通預金口座が必要。自動融資機能を別途登録した場合は、残高不足時に借入残高が増えることがある

返済日を給与の入金時期などに合わせて設定できるため、毎月の資金管理を考慮して利用したい方も検討できます。

なお、PayPay銀行には別商品としてPayPayアプリ専用の「パーソナルローン」もあります。本記事で紹介するカードローンとはサービス内容が異なるため、混同しないようご注意ください。

詳しくはPayPay銀行カードローンの特徴・審査・無利息特約をご覧ください。

セブン銀行カードローン

主な特徴

  • 「Myセブン銀行」アプリで申込・借入手続きが可能
  • セブン銀行ATMではスマホATMで借り入れできる
  • カードローンの借入・返済手数料が無料

注意点:セブン銀行の普通預金口座が必要。現金の借り入れに利用できるATMはセブン銀行ATMに限られる

アプリで口座開設と初回利用設定を行い、カードローンの審査・契約が完了すれば、キャッシュカードの到着前でもスマホATMから借り入れできます。

一方、口座開設時にはキャッシュカードが郵送されます。カードレスで借り入れできても郵送物がなくなるわけではないため、注意しましょう。

なお、Webから借り入れて普通預金口座に入金されたお金をATMで引き出す場合は、時間帯によって手数料がかかることがあります。

詳しくはセブン銀行カードローンの特徴・審査・借入方法をご覧ください。

ソニー銀行カードローン

主な特徴

  • 上限金利は年13.8%
  • セブン銀行・ローソン銀行ATMでスマホATMを利用可能
  • 口座未保有者は「初回振込サービス」を利用可能(条件あり)

注意点:ソニー銀行の普通預金口座が必要。キャッシュカードやローン専用カードも郵送される

初回振込サービスは、ソニー銀行の普通預金口座を持っていない方が、口座開設とカードローンを同時に申し込む際に利用できるサービスです。所定の手続きを行うことで、カードの受け取り前に本人名義の指定口座へ借入金を振り込んでもらえます。

ただし、振込額は30万円または利用限度額の50%のいずれか低い金額までです。借入希望額や利用開始時期に合うかを確認しましょう。

詳しくはソニー銀行カードローンの特徴・審査・返済方法をご覧ください。

オリックス銀行カードローン

主な特徴

  • 普通預金口座を開設せずに利用可能
  • 初めての契約なら、契約日の翌日から30日間無利息
  • 提携ATMでの借入・返済手数料が無料

注意点:無利息期間は初回借入日ではなく、契約日の翌日から始まる

無利息期間を活用したい場合は、契約するタイミングと実際に借り入れる予定日を確認しておくことが大切です。

また、所定の条件を満たす場合は、死亡・高度障害やがんの診断確定時に借入残高が保障される「Bright」への加入も選択できます。保障の対象や適用条件は事前に確認しましょう。

詳しくはオリックス銀行カードローンの特徴・無利息期間・返済方法をご覧ください。

みんなの銀行 Loan

主な特徴

  • 申し込みから借入・返済までアプリで完結
  • ローンカードや契約書類の郵送なし
  • 毎月の約定返済額は前月分の利息相当額

注意点:約定返済額のみを返済し続けても元金は減らず、借入期間が長期化する可能性がある

みんなの銀行の「Loan」は、元金を任意のタイミングで返済できる仕組みです。毎月の約定返済額だけでは元金が減らないため、完済までの計画を立てて利用することが大切です。

契約後は、アプリの定額返済機能で毎月の返済日や金額を設定でき、返済シミュレーションで完済までの見通しも確認できます。

また、契約時の郵送物がないため、郵送物の有無を重視する方にとっても比較対象となる商品です。

詳しくはみんなの銀行Loanの特徴・審査・返済方法をご覧ください。

ドコモSMTBネット銀行カードローン

主な特徴

  • ローン専用カードを発行せず、アプリで借入・返済が可能
  • Web・提携ATMでの借入・返済手数料が無料
  • 所定の条件を満たすと、基準金利から最大年0.6%の金利優遇

注意点:同行の普通預金口座が必要。また、金利優遇は条件を満たした場合に限られる

2026年8月に住信SBIネット銀行から商号変更された銀行のカードローンです。

SBI証券口座の保有登録などが金利優遇の対象となるため、すでに関連サービスを利用している場合は、適用条件を確認してみるとよいでしょう。

詳しくはドコモSMTBネット銀行カードローンの特徴・金利優遇・返済方法をご覧ください。

auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)

主な特徴

  • auじぶん銀行の普通預金口座を開設せずに利用可能
  • au IDなどの所定の条件により金利優遇を受けられる
  • 提携ATMでの借入・返済手数料が無料

注意点:ATMでの借り入れには専用ローンカードが必要。借り換えコースの金利優遇には別途条件あり

「カードローンau限定割」では、所定の条件を満たすと、以下の金利優遇を受けられます。

・誰でもコース: 通常金利から年0.1%引き下げ

・借り換えコース: 通常金利から年0.5%引き下げ

借り換えコースは、審査による利用限度額が100万円以上となり、借入金で他社借入を返済することなどが適用条件です。

また、ローンカードは契約後に郵送されますが、所定の条件を満たせば、カード到着前でも振込による借り入れが可能です。希望する場合は、契約手続き完了後にローンセンターへの電話が必要となります。

詳しくはauじぶん銀行カードローンの特徴・金利優遇・審査をご覧ください。

SBI新生銀行カードローン

主な特徴

  • SBI新生銀行の普通預金口座を開設せずに利用可能
  • 申し込みから契約、借り入れまでWebで手続き可能
  • 提携ATMでの借入・返済手数料が無料

注意点:提携ATMで借り入れる場合は専用ローンカードが必要で、自宅に郵送される

SBI新生銀行カードローンは、振込での借り入れにも対応している商品です。現金が必要な場合は提携ATM、銀行口座への入金を希望する場合は振込というように、借入方法を選ぶことができます。

ATMを利用する予定がある方は、カードの到着時期や普段利用するATMが対象に含まれるかを確認しておきましょう。

詳しくはSBI新生銀行カードローンの特徴・審査・返済方法をご覧ください。

ネット銀行カードローンはほかのカードローンと何が違う?

カードローンは、ネット銀行のほか、メガバンクや地方銀行、消費者金融などでも提供されています。ネット銀行はオンラインでの手続きが中心ですが、ほかの金融機関にもWeb完結に対応した商品があります。

ネット銀行が必ずしも有利とは限らないため、それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合う借入先を検討することが大切です。

ここでは、ネット銀行とメガバンク、地方銀行、消費者金融の各カードローンの違いについて解説します。

メガバンク・地方銀行のカードローンとの違い

ネット銀行とメガバンク・地方銀行のカードローンは、いずれも銀行が提供するローン商品です。

主な違いは、店舗の有無や利用できる地域、手続き方法などにあります。

金融機関 主な特徴
ネット銀行 オンラインでの取引が中心。全国から申し込める商品が多い
メガバンク 全国に店舗を展開。Web完結やアプリでの借入に対応した商品もある
地方銀行 特定の地域を営業基盤とする銀行。居住地・勤務地に条件がある商品もある

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※いずれも一般的な傾向であり、商品によって異なります。

現在はメガバンクや地方銀行でも、来店せずに申し込みから借り入れまで完結できる商品が増えています。そのため、Web完結やカードレスなどの利便性だけで、ネット銀行が優れているとはいえません。

普段利用している銀行のカードローンも選択肢に含め、金利や利用条件などを比較するとよいでしょう。

ネット銀行以外も検討したい方は、銀行カードローンの比較ページも参考にしてください。なお、比較先にはPR掲載商品が含まれます。

消費者金融カードローンとの違い

ネット銀行を含む銀行カードローンと消費者金融カードローンでは、金利や融資スピード、適用される法律などに違いがあります。

比較項目 銀行カードローン 消費者金融カードローン
金利 上限金利が年14%台の商品が多い 大手では上限金利が年18%前後の商品が多い
融資スピード 審査や契約手続きに数日以上かかる場合がある 最短当日融資に対応する商品が多い
無利息期間 一部の商品で利用できる 大手を中心に導入されている
総量規制 対象外 原則として対象

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※融資までの時間は商品や申込時間、審査状況などによって異なります。最短当日融資に対応する商品でも当日中に借り入れできるとは限りません。

消費者金融カードローンは、融資スピードを重視する方にとって選択肢の一つです。また、短期間で返済できる場合は、無利息期間を利用することで利息負担を抑えられる可能性があります。

一方、銀行カードローンは、大手消費者金融と比べて上限金利が低い傾向があります。ただし、実際の利息負担は適用金利や返済期間、無利息期間の有無などによって異なるため、商品ごとの条件を比較することが大切です。

なお、銀行カードローンは貸金業法の総量規制の対象外ですが、返済能力に応じた審査が行われます。どちらを選ぶ場合も、融資スピードや金利だけでなく、返済計画を踏まえて検討しましょう。

ネット銀行カードローンの選び方

ネット銀行のカードローンを選ぶ際は、金利の低さだけでなく、申し込みや借入・返済のしやすさも比較することが大切です。

特に、口座開設の必要性や利用できるATM、手数料などは金融機関によって異なります。ここでは、自分に合ったカードローンを選ぶために確認しておきたい3つのポイントを解説します。

金利は上限金利を中心に比較する

カードローンの金利を比較する際は、下限金利だけでなく上限金利にも注目しましょう。

カードローンの金利は「年1.5%~14.5%」のように幅があり、実際に適用される金利は審査によって決まります。一般的に、下限金利は利用限度額が大きい場合などに適用されるため、初めて利用する際は上限金利を比較の目安にするとよいでしょう。

また、金利が低くても返済期間が長くなれば、利息の負担は大きくなります。

借入希望額や金利、毎月の返済額によって、返済期間や利息総額がどの程度変わるか、事前に確認しておきましょう。

返済シミュレーションで利息総額や返済期間を確認する

※シミュレーションは元利定額返済方式による概算です。実際の返済額や返済方式は金融機関によって異なります。

口座開設の要否を確認する

ネット銀行のカードローンには、普通預金口座を開設せずに利用できる商品と、口座開設が必要な商品があります。

口座開設が必要な場合でも、カードローンと同時に申し込める商品があります。ただし、口座開設に伴う本人確認やキャッシュカードの受け取りなどに時間がかかる場合もあります。

普段利用している銀行口座をそのまま使いたい方や、できるだけ早く借り入れたい方は、口座開設の要否と利用開始までの流れを確認しましょう。

借入・返済方法や手数料を確認する

カードローンの借入方法には、銀行口座への振込やATMでの現金引き出し、スマートフォンアプリを使った借り入れなどがあります。

普段から現金を利用する方は対応ATMの種類を、スマートフォンで手続きを済ませたい方はアプリの対応状況を確認するとよいでしょう。

また、返済方法や手数料も重要です。ATMの利用手数料や振込手数料がかかる場合、利用頻度によっては負担が増える可能性があります。

あわせて、毎月の最低返済額や追加返済の方法も確認しましょう。最低返済額が少ない商品でも、その金額だけを返済し続けると返済期間が長くなり、利息総額が増えることがあります。

ネット銀行カードローンの審査で確認されること

ネット銀行のカードローンでも、金融機関ごとに所定の審査が行われます。

カードローンの審査基準は金融機関ごとに異なり、詳細は公表されていないため、どの銀行が審査に通りやすいかを一概に判断することはできません。

ネット銀行でもカードローンの利用には審査が必要です。申込者の収入や勤務状況、他社借入状況、信用情報などをもとに返済能力が確認され、審査結果によっては借り入れできない場合もあります。

申し込み前には自身が申込条件を満たしているか確認し、金利や返済方法なども含めて比較することが大切です。

ネット銀行カードローンを利用する際の注意点

ネット銀行カードローンは、申し込みから借入開始までに時間がかかる場合があります。また、手軽に借り入れできる一方、借入後の返済負担にも注意が必要です。

ここでは、利用前に確認しておきたい2つの注意点を解説します。

申し込み当日に借り入れできるとは限らない

ネット銀行カードローンには、審査結果が最短当日に通知される商品もあれば、通知までに数営業日かかる商品もあります。

また、審査結果が出ても、契約や口座開設などの手続きが完了するまで借り入れできないことがあります。審査に必要な書類の不備や申込状況などによっても、借入開始までに時間がかかる場合があります。

急ぎで資金が必要な場合は、審査結果が出るまでの時間だけでなく、実際に借入金を受け取れるまでの日数も確認しておきましょう。

借りすぎや返済期間の長期化に注意する

カードローンは、利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れできます。必要なときに資金を用意できる反面、借入残高が増えやすい点には注意が必要です。

また、借入残高が増えるほど返済の負担も大きくなります。毎月の返済額だけでなく、完済までの期間や利息総額も確認しておきましょう。

借入前には、必要な金額を明確にしたうえで、毎月いくら返済できるか、いつまでに完済できるかを考え、無理のない返済計画を立てることが大切です。

ネット銀行カードローンのよくある質問

ネット銀行のカードローンについて、申し込み前によくある疑問をまとめました。在籍確認や郵送物、申込条件など、気になる点を確認しておきましょう。

Q1.ネット銀行カードローンは勤務先への在籍確認がありますか?

ネット銀行カードローンの在籍確認の有無や方法は、金融機関によって異なります。

在籍確認とは、申込者が申告した勤務先で実際に働いているかを確認する手続きです。勤務先への電話で確認する場合もあれば、申込内容や提出書類によって勤務状況を確認する場合もあります。

なお、原則として勤務先への電話連絡を行わない商品でも、審査状況によっては電話での確認が必要になることがあります。

勤務先への電話連絡が気になる方は、申し込み前に各商品の確認方法や条件を確認しておきましょう。

Q2.ネット銀行カードローンは家族に知られずに利用できますか?

ネット銀行カードローンには、契約時の郵送物がない商品や、ローンカードを発行せずに利用できる商品があります。ただし、家族に知られずに利用できるとは限りません。

例えば、カードレスで契約できる場合でも、新規口座開設に伴ってキャッシュカードなどが郵送されることがあります。また、契約後の利用状況によっては、金融機関から書類や通知が届く場合もあります。

家族に知られたくない場合は、契約時だけでなく、口座開設時や利用開始後の郵送物、電話連絡の有無も確認しておきましょう。

詳しくは郵送物なしの銀行カードローン比較をご覧ください。

Q3.ネット銀行カードローンは総量規制の対象になりますか?

ネット銀行を含む銀行カードローンは、貸金業法の総量規制の対象外です。

総量規制とは、原則として貸金業者からの借入総額を年収の3分の1までに制限する仕組みです。主に消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどが対象となります。

ただし、銀行カードローンも返済能力に応じた審査を行うため、年収の3分の1を超えて必ず借りられるわけではありません。

総量規制の対象外であっても、収入や他社借入状況を踏まえ、無理のない範囲で利用することが大切です。

Q4.パート・アルバイトや専業主婦でも申し込めますか?

パート・アルバイトの方でも、安定した収入があるなど、金融機関が定める申込条件を満たしていれば申し込める場合があります。

また、本人に収入のない専業主婦(主夫)でも、配偶者に安定した収入があれば申し込みできる商品があります。ただし、本人に収入がない場合は申し込めない商品もあります。

申込可能な年齢や収入の条件は金融機関によって異なり、申し込みできる場合でも必ず審査に通るとは限りません。

自身の雇用形態や収入状況が申込条件に該当するか、事前に確認しましょう。

まとめ

ネット銀行カードローンは、金利や口座開設の要否、借入・返済方法などが商品によって異なります。自分に合った商品を選ぶためには、希望する条件を整理し、複数の商品を比較することが大切です。

申し込み前には、以下の項目を確認しておきましょう。

【カードローン申込前チェック】

□ 上限金利は?金利優遇を受けられる条件は?

□ 普通預金口座の開設は必要?

□ 借入・返済方法や手数料は自分に合っている?

□ 借入開始までの目安や必要な手続きは?

□ 毎月の返済額と完済までの見通しは?

ネット銀行以外のカードローンも選択肢に含めながら、無理のない返済計画を立て、自分に合った借入先を検討しましょう。

※本記事は、2026年10月26日時点の情報をもとに執筆しています。

執筆者 堀田 絵里奈 (ほりた・えりな)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

2021年1月よりWebライターとして独立。大手生命保険会社の勤務経験や子育て経験などを生かしながら、おもにSEO記事の執筆活動を行う。金融ジャンルの記事執筆に携わるなかで出会ったFPに魅力を感じ、現在は独立系FPとして執筆業務をはじめ幅広く活動中。得意ジャンルは金融、保険、住宅、子育て。オンライン学習コミュニティにて、Webライティング講座のメンターも経験。プライベートでは4児の母。

監修者 坪谷 亮 (つぼや・たすく)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

金融商品を販売しない中立的なFPの無限の可能性に魅力を感じ、22歳までにCFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。
また、FPの活躍の幅を広げるためには「個人がお客様」という考えを変える必要があると感じ、法人との事業提携や財務コンサルティング等でFPが活躍できると信じ、中小企業診断士の勉強を経て21歳の時に一次試験合格を果たす。
FPの可能性を金融業界で留めないために、「一人でも多くの人の人生をより豊かに」というビジョンを掲げ、FPという職業の既成概念を変えるために思いを伝え続ける。

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