インターネット通販の普及により、クレジットカード払いを利用される方も多くなっています。
クレジットカードの支払いは後払いとなるため、利用金額をきちんと把握しておくことが大切です。

ですが、家計簿にどう記録すれば管理がしやすいのか、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか？

今回は、クレジットカード払いを家計簿に反映させる方法と、便利なスマートフォン家計簿アプリを紹介します。

家計簿に記録するのはどのタイミング？

クレジットカード払いを利用したときは、「クレジットカードの利用日」に家計簿に記録すると管理がしやすく、使い過ぎも防止できます。

食費や日用品などの「変動費」の記録

食費・日用品・医療費・交通費などの「変動費」は、クレジットカード利用日に記録すれば、買い過ぎや無駄使い防止につながります。
決済日が異なる複数のクレジットカードを利用したときも、その都度記録することで引き落とし金額の可視化ができ、管理しやすくなります。

光熱費や通信費などの「固定費」の記録

公共料金や通信費などのクレジットカード払いでは、実際の利用月と引き落とし月が異なりますが、家計簿への記録は実際の利用月に行うようにしましょう。実際の利用月で記録しておけば、季節やイベント毎での利用料金が把握でき、翌年以降の利用料金の予測も立てやすくなります。

家計簿アプリを活用しよう

スマートフォンの家計簿アプリを活用すれば、クレジットカード払いの管理も簡単に行えます。
家計簿アプリには主に3つのタイプがあります。
それぞれの特徴を踏まえ、ご自分の性格や利用目的に合わせて選択すると良いでしょう。

(1)「総合管理タイプ」
(2)「レシート撮影タイプ」
(3)「手動入力タイプ」

(1)総合管理タイプの家計簿アプリとは？

総合管理型タイプの家計簿アプリは、日々の家計だけでなく、金融機関と連携して証券や株式などの資産もまとめて管理できます。
毎月の給与振込や公共料金・クレジットカードなどの自動引き落としの情報が自動記載されグラフ化されます。

銀行口座管理が不要であれば、クレジットカードだけを紐付けて管理することができます。

(2)レシート撮影タイプの家計簿アプリとは？

レシート撮影タイプの家計簿アプリでは、買物の際のレシートやクレジットカード利用明細票などをスマートフォンで撮影するだけで家計簿に反映され、購入情報を記録できます。

定期的な収入や引き落とし情報の自動反映機能やカレンダー表示・グラフ分析機能などがあり、家計管理を楽に行うことができます。

(3)手動入力タイプの家計簿アプリとは？

手書きの家計簿のように費目と金額を家計簿アプリに手動入力していきます。
円グラフ表示や残高表示機能などがあります。
手動入力するため手間はかかりますが、ひとつひとつ確認しながらの入力は家計を細かく把握できる利点があります。

スマートフォン操作が苦手な方は手書き家計簿で記録しよう

スマートフォン操作やアプリ管理が苦手な方は、市販の家計簿やノートなどに記録しましょう。
手書きの家計簿は費目が自由に設定できますので、自分が把握しやすい方法で家計の管理ができます。

家計管理は無理なく継続できるものを

クレジットカード払いは後払いとなるため、家計簿へ利用の都度記録することでクレジットカードの使い過ぎを管理し、防ぐ事ができます。

家計簿への記録は継続することが重要なため、自分に1番合う方法を考えましょう。

執筆日2023年5月1日
監修日2023年5月14日