岩手銀行カードローンの審査は?申し込み条件・金利・返済方法も解説

堀田 絵里奈

岩手県盛岡市に拠点を置く岩手銀行は、地域に根ざした金融サービスを展開しており、個人向けローン商品も充実しています。

同行が提供する「いわぎんカードローン〈エルパス〉」は、スマートフォンやパソコンで申し込みから契約まで完結できるカードローンです。

この記事では、岩手銀行カードローンの金利や申し込み条件、返済方法をはじめ、利用後の増額・解約・借り換えに関する注意点まで詳しく解説します。

自分に合ったカードローンを選ぶ際の助けになれば幸いです。

岩手銀行カードローンとは?|基本情報を紹介

いわぎんカードローン〈エルパス〉は、満20歳以上70歳未満の個人を対象とした、使いみち自由(事業資金を除く)のローン商品です。

保証会社を利用するため、担保や保証人は不要で、幅広い資金ニーズに対応しています。

【岩手銀行カードローン・基本情報】

項目 内容
商品名 岩手銀行カードローン〈エルパス〉
対象年齢 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の方
対象居住地域 自宅または勤務先の住所が岩手銀行の営業エリア内にある方
保証会社 アコム株式会社
担保・保証人 不要(保証会社の保証を利用)
利用目的 自由(事業資金を除く)
契約期間 3年ごとの自動更新(更新時の審査により継続可)
返済日 毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)
返済方法 約定返済(口座自動引き落とし)、ATMまたはいわぎんアプリでの任意返済
遅延損害金 契約時に通知あり

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返済は岩手銀行の普通預金口座からの自動引き落としが基本で、いわぎんアプリやATMを利用して任意の金額を返済することもできます。

岩手銀行カードローンの金利・限度額について

いわぎんカードローン〈エルパス〉の金利は固定金利で、利用限度額(契約極度額)に応じて年1.8%~年14.6%の範囲で設定されています。

借り入れの上限額は1,000万円まで設けられており、審査の結果により個別に決定されます。

利用限度額(極度額) 金利(年率・固定)
200万円以下 14.6%
200万円超~300万円以下 10.5%
300万円超~400万円以下 7.5%
400万円超~500万円以下 4.5%
500万円超~800万円以下 4.0%
800万円超~1,000万円未満 3.5%
1,000万円 1.8%

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金利は固定のため、市場金利の変動に左右されません。また、利用限度額が高いほど低金利が適用される仕組みになっています。

利用できるATM・手数料

岩手銀行カードローンでは、以下のATMで借り入れ・返済が可能です。

  • 岩手銀行ATM
  • セブン銀行ATM
  • ローソン銀行ATM
  • イーネットATM
  • ゆうちょ銀行ATM
  • イオン銀行ATM
  • 七十七銀行ATM
  • 青森みちのく銀行・秋田銀行ATMネットワーク

ATMの種類や利用時間帯によっては、手数料がかかる場合があります。

このとき、利用者がその場で現金を支払う必要はなく、手数料分が自動的に借入残高に加えられる仕組みになっているのが特徴です。例えば、1万円を借りる際に手数料が110円かかる場合、合計10,110円が借入残高に反映されます。

なお、借入額と手数料の合計がカードローンの利用可能枠を超えると、ATMでの取引はできません。手数料の金額や発生する時間帯はATMによって異なりますので、利用前に確認しておくと安心です。

岩手銀行カードローンの申し込み方法

いわぎんカードローン〈エルパス〉の申し込みは、Webまたは郵送の2つの方法から選べます。

ここでは、岩手銀行カードローンの申し込みについて、申し込み条件や申し込み時の必要書類、申し込み手続きの流れを具体的に見ていきましょう。

岩手銀行カードローンの申し込み条件

いわぎんカードローン〈エルパス〉の主な申し込み条件は、以下のとおりです。

  • 年齢条件:契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満
  • 保証会社:岩手銀行所定の保証会社(アコム株式会社)の保証が受けられること
  • 収入条件:安定した収入があること
  • 居住地域:自宅または勤務先の住所が岩手銀行の営業エリア内にあること

個人事業主や学生、パート・アルバイト、年金受給者、主婦(世帯収入のある場合)なども申し込み可能です。

幅広い層の方が利用できるため、安定した収入があれば職業や雇用形態を問わず検討しやすいローンといえるでしょう。

岩手銀行カードローン申し込み時の必要書類

申し込みには、本人確認や収入を確認するための書類が必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  • 勤務先確認書類(社員証、源泉徴収票など)
  • 年収確認書類(源泉徴収票、所得証明書など)

年収確認書類(収入証明書類)は、仮審査の結果、借入可能額が50万円超で承認となった場合に必要となります。

なお、必要書類の提出方法は、契約方法(Web、郵送など)によって異なります。

Web申し込みでは、アップロード形式が使われるため、郵送などの手間がかかりません。

参考記事:カードローンの申し込みに必要な書類と注意点

岩手銀行カードローン申し込み手続きの流れ

岩手銀行カードローンの申し込みは、Webまたは郵送の場合で次のような流れで進みます。

Web申し込みの場合

1.仮申し込み
公式サイトの専用フォームから必要事項を入力し、送信します。
2.仮審査
申込内容にもとづき仮審査が行われ、結果はメールで通知されます。
3.本申し込み
本人確認書類や収入証明書類(必要な場合)をアップロード。
仮審査完了後、岩手銀行個人ローンサポートセンターから電話があり、申込内容や振込による借入希望の有無を確認します。
4.本審査
提出書類・信用情報・収入状況等を確認し、審査結果は最短翌営業日に通知。
5.契約・借入開始
Web上で契約内容の確認・同意。契約完了後、ローン口座番号がメールで通知。
いわぎんアプリに登録すれば24時間いつでも借入・返済が可能。
(※Web完結は専用ローンカード原則なし。カード希望時は後日店頭で暗証届提出により発行可)

※仮申し込み時に口座を持っていない場合は、本申し込みまでに口座開設が必要(窓口またはいわぎんアプリで開設可)

郵送申し込みの場合

1.申込書の請求・記入
Webで利用申込書をダウンロード&印刷し記入。
送付用専用封筒は窓口で受取可/個人ローンサポートセンターに電話で郵送手配も可能。
2.必要書類を同封して郵送
本人確認書類・収入証明書類(必要な場合)を同封。
申込書の「振込貸付の希望有無・希望金額」に記入で、カード到着前の振込借入も可。
3.審査・契約
審査後、個人ローンサポートセンターから電話で内容確認→本契約完了。
専用ローンカードは自宅へ郵送。
4.借入開始
カード到着後、岩手銀行ATMや提携コンビニATMで借入・返済可能。
いわぎんアプリにカードローン口座を登録すればスマホからの借入・任意返済も可。

申し込み時の注意点

いわぎんカードローン〈エルパス〉の申し込みでは、Web・郵送いずれの場合も本申し込み時に「借入意思確認」として銀行から電話連絡があります。

この電話に応じないと審査が進まないうえ、本申し込みから2週間経過後に自動キャンセル扱いとなるため注意しましょう。

岩手銀行カードローンの審査について

ここからは、いわぎんカードローン〈エルパス〉の借り入れまでにかかる時間や、審査で重視されるポイント、在籍確認の有無と対応方法について見ていきましょう。

借り入れ開始まではどのくらいかかる?

いわぎんカードローン〈エルパス〉では、Web申込みの場合、仮申し込み・仮審査を経て、本申し込み・本審査へ進み、審査通過後に契約へと進むのが一般的な流れです。

本審査の結果は、最短で翌営業日に通知されますが、本申し込み後の電話に応じることが条件です。

また郵送申し込みの場合は、通常の審査に加え、書類の郵送+ローンカードの郵送にかかる時間がプラスされます。

借り入れ開始までの時間は個別の状況によって大きく左右されるため、余裕をもって検討すると良いでしょう。

岩手銀行カードローンの審査では何を重視する?

いわぎんカードローン〈エルパス〉の具体的な審査基準は公表されていませんが、一般的な銀行カードローンでは主に次のような点が確認されます。

  • 継続的で安定した収入があるか
  • 信用情報に延滞や支払い遅れがないか
  • 他社からの借入件数や金額が多すぎないか

一定の収入があり、返済負担の大きすぎない範囲で申し込むことで、審査に通過しやすくなるでしょう。

また、岩手銀行カードローンでは申し込み内容の確認を目的とした電話連絡があります。このような銀行側からの連絡にきちんと対応することも、スムーズに審査を進めるために大切です。

なお、仮申し込み時の入力内容と提出書類の情報が食い違っている場合、それだけで審査に通過できない可能性があります。必要事項は正確に入力することを心がけましょう。

在籍確認はある?対応方法は?

いわぎんカードローン〈エルパス〉では、本申し込み後に勤務先への在籍確認が行われる場合があります。これは、申し込み確認の電話とは別に行われる手続きです。

在籍確認は、申告された勤務先で実際に働いているかを確認するための、カードローン審査の一環です。

電話は銀行または保証会社の担当者が個人名でかけるのが一般的で、勤務先の同僚や上司などにカードローン利用の事実が伝わることはありません。

参考記事:カードローンは在籍確認が必要。在籍確認の仕組みと対処法を知っておこう

岩手銀行カードローンの借入方法と返済方法は?

ここでは、いわぎんカードローン〈エルパス〉の利用開始後の流れとして、借入方法と返済方法について具体的に見ていきましょう。

岩手銀行カードローンの借入方法

いわぎんカードローン〈エルパス〉では、アプリまたはATMでの借り入れ手段が用意されています。

アプリによる借り入れ

Web完結契約の場合は原則カードレスで、「いわぎんアプリ」を通じて借り入れ・返済を行います。

普通預金口座を「いわぎんアプリ」に紐づければ、スマホから24時間いつでも、1,000円単位から借り入れが可能です。ATMへ行かなくても、普通預金口座へ即時振り込みされるため、自宅や外出先でもスムーズに利用できます。

ATMでの借り入れ

専用ローンカードを発行してもらった場合、岩手銀行ATMや全国の提携ATM(セブン銀行・ローソン銀行・イーネットATMなど)から、1,000円単位で借り入れができます。必要なときにすぐ現金を引き出せるため、急な出費にも対応しやすいのがメリットです。

また、カードローン口座の開設後、すぐに借り入れが必要な場合は、初回のみ振込による借り入れを希望することもできます。審査時の電話連絡で振込貸付の希望を伝えることで手続きが可能です。

岩手銀行カードローンの返済方法

いわぎんカードローン〈エルパス〉では、「約定返済」と「任意返済」の2つの返済方法があります。どちらも無理のないペースで返済できる仕組みになっており、ライフスタイルに合わせて柔軟に利用できます。

約定返済(自動引き落とし)

毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、指定した返済用預金口座から自動で引き落とされます。あらかじめ口座から自動で引き落とされるため、支払い忘れの心配がありません。

任意返済(繰上げ返済)

毎月の約定返済に加え、余裕があるときに任意で返済することも可能です。任意返済の方法は、以下のとおりです。

  • 岩手銀行ATM:カードを使って1,000円単位で入金できます。
  • 岩手銀行の窓口:1円単位で返済が可能です。
  • いわぎんインターネットバンキングサービスまたはいわぎんアプリ:カードローンサービスから1,000円単位で返済できます。

いずれの方法でも、入金できる金額は「当座貸越残高の範囲内」となります。

残高別の返済額

返済額は「残高スライド方式」を採用しており、約定返済前日の借入残高に応じて、毎月の返済額が段階的に決まります。返済額は元金と利息を合わせた最低返済額の目安です。

借入残高(前月末) 毎月の約定返済額
10万円以下 2,000円
10万円超~20万円以下 4,000円
20万円超~30万円以下 6,000円
30万円超~40万円以下 8,000円
40万円超~50万円以下 10,000円
50万円超~60万円以下 12,000円
60万円超~70万円以下 14,000円
70万円超~80万円以下 16,000円
80万円超~90万円以下 18,000円
90万円超~100万円以下 20,000円
100万円超~150万円以下 25,000円
150万円超~200万円以下 30,000円
200万円超~250万円以下 35,000円
250万円超~300万円以下 40,000円
300万円超~400万円以下 45,000円
400万円超~1,000万円以下 50,000円

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※残高スライド方式のため、返済額は借入残高に応じて自動的に増減します。

繰上げ返済のメリットは?

いわぎんカードローン〈エルパス〉では、任意のタイミングで繰り上げ返済を行うことで、利息を軽減し、完済までの期間を短縮することができます。カードローンの利息は借入残高に対して日割りで計算されるため、早めに元金を減らすほど支払う利息も少なくなるのが特徴です。

例えば、ボーナスや臨時収入が入ったタイミングで多めに返済すれば、結果的に総返済額を抑えられます。また、返済額が減少することで将来的な家計の余裕にもつながるため、計画的な繰り上げ返済は家計管理の面でも有効な手段といえるでしょう。

参考記事:節約効果抜群!ローン繰上げ返済のメリットを知っておこう

岩手銀行カードローンの増額・解約・借り換えについて

続いて、いわぎんカードローン〈エルパス〉の増額申し込み、解約手続き、借り換えについて見ていきましょう。

増額審査の流れと注意点

いわぎんカードローン〈エルパス〉では、利用中の増額申し込みが可能です。

増額審査は、新規申し込み時と同じ流れで行われ、必要に応じて収入証明書類の提出を求められることもあります。

増額審査では、返済の遅れがあると通過が難しくなるほか、利用開始から期間が短い場合や、すでに高額の枠が設定されている場合には増額が認められないことがあります。

日頃から遅滞なく確実に返済を続けることが、増額審査通過のひとつの条件となります。

解約方法と残債清算の流れ

カードローンの利用を終了したい場合は、残高をすべて返済したうえで、所定の手続きを行い、ローンカードを持っている場合は銀行に返却する必要があります。完済しても自動的に契約が終了するわけではなく、利用者本人からの申し出が必要です。

借入残高は「いわぎんアプリ」などからも確認できますが、解約時には利息を含めた最終的な完済額を銀行に問い合わせて確認しておくと安心です。

解約後に再度カードローンを利用する場合は、新規申込みとしてあらためて審査を受けることになります。カードローンは借り入れがなくても契約が残っているだけで与信枠に影響する場合があるため、今後の利用予定を踏まえ、不要であれば早めに解約を済ませておくと良いでしょう。

参考記事:カードローンの返済で最後に残った端数はどうなる?取扱いや返済方法について解説

借り換えはできる?

いわぎんカードローン〈エルパス〉は、他社カードローンの借り換え専用商品ではありません。ただし、借り入れの目的が明確で返済能力に問題がなければ、他社からの借り入れをまとめて一本化できる場合もあります。

借り換えを検討する際は、次のポイントを比べて判断すると良いでしょう。

  • 金利が現在より低くなるか
  • 返済総額が減る見込みがあるか
  • 新たな審査に通過できる見込みがあるか

一方で、借入件数や返済履歴によっては審査が厳しくなる場合もあるため、申し込みの前に現在の借入状況を整理しておくことが大切です。

なお、岩手銀行では目的に応じて「フリーローン」など別のローン商品も用意されています。借り換え目的でいわぎんカードローンを検討する際は、まず個人ローンサポートセンターへ相談すると良いでしょう。

岩手銀行カードローンのメリット・デメリット

ここでは、いわぎんカードローン〈エルパス〉を利用する際に知っておきたい主なメリットとデメリットを紹介します。

岩手銀行カードローンのメリット


1.Web完結契約に対応

スマートフォンやパソコンで申し込みから契約まで完了できるため、来店や書類郵送の手間がかかりません。Web契約の場合はカードレスで利用でき、アプリ経由で借り入れや返済もスムーズに行えます。

2.アプリで24時間借り入れ・返済が可能

「いわぎんアプリ」にカードローン口座を登録すれば、普通預金口座へ振込で借り入れが可能です。外出先でもスマホひとつで操作でき、ATMに行かなくても借り入れ・返済が完結します。

3.約定返済は自動引き落とし

毎月5日(銀行休業日の場合は翌営業日)に、登録した口座から自動で引き落とされます。ATM入金のように現金を準備する必要がなく、返済を忘れにくいのがポイントです。

一方で、残高不足がないよう日頃から口座残高を確認しておくことも大切です。

岩手銀行カードローンのデメリット


1.利用できる地域が限られる

いわぎんカードローン〈エルパス〉の申し込みができるのは、自宅または勤務先が岩手銀行の営業エリア内にある方のみに限られます。全国対応ではないため、エリア外に居住している場合は申し込みできません。

2.口座開設が必須

いわぎんカードローン〈エルパス〉の利用には、岩手銀行の普通預金口座が必須です。口座を保有していなくても申し込み自体は可能ですが、その場合、本申し込みまでに口座開設が必要となります。また、Web完結契約ではローンカードが発行されません。カードを利用したい場合は、別途店頭での手続きが必要です。

3.約定返済日は毎月5日に固定

返済日は毎月5日と定められています。借主都合での変更はできないため、給与日などとタイミングが合わない場合は残高不足にならないよう注意が必要です。

口座引き落とし前日には残高を確認する習慣をつけ、余裕をもった資金管理を心がけましょう。

FPが解説!銀行カードローン利用の注意点

カードローンは、必要なときにすぐ使える便利なサービスです。ただし、使い方を誤ると家計に負担をかけてしまうこともあります。

ここでは、ファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、利用前に押さえておきたい3つの注意点を紹介します。

借り過ぎに注意

カードローンは、限度額の範囲内であれば繰り返し借り入れが可能です。しかし、特に岩手銀行カードローンのように、アプリで簡単に借り入れができる場合は、つい気軽に利用してしまうこともあるでしょう。「少しだけ」のつもりが積み重なり、気づけば残高が増えていた……というケースも少なくありません。

利用前に「何のために、いくら借りるのか」を明確にしておくことが大切です。アプリを活用し、借入残高や利用状況を定期的に確認し、返済計画の範囲内で利用するよう心がけましょう。

延滞に注意

返済が遅れると、延滞利息(遅延損害金)が発生するだけでなく、信用情報に記録され、将来のローン審査にも影響します。

岩手銀行カードローンの約定返済は口座からの自動引き落としで行われるため、返済日前に残高を確認することが大切です。

なお、万が一返済が難しくなりそうな場合は、早めに銀行へ相談すると良いでしょう。

返済と家計のバランスに注意

カードローンの返済は、生活費の一部から無理なく続けられる金額に設定することが大切です。毎月の支出に占める返済額の割合が高すぎると、家計の余裕がなくなり、他の支払いに影響することもあります。

借り入れ前に「返済後の生活費がどのくらい残るか」を試算したうえで、無理のない返済計画を立てていきましょう。

まとめ

岩手銀行の「いわぎんカードローン〈エルパス〉」は、岩手銀行の口座を持ち、日頃から取引のある方にとって利用しやすいローン商品です。

カードローンは、一時的な資金不足を補う手段として有効に活用できますが、返済計画を立てずに利用を続けると、家計全体のバランスを崩すおそれがあります。

借入金額・返済日・支出の管理をこまめに行い、「今の自分にとって必要な範囲」で使う意識が大切です。

家計のバランスを保ち、無理のない範囲で活用を心がけましょう。

※本記事は、2025年10月21日時点の情報をもとに執筆しています。

出典:岩手銀行「いわぎんカードローン〈エルパス〉」
https://www.iwatebank.co.jp/personal/loan/lpass/

執筆者 堀田 絵里奈 (ほりた・えりな)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

2021年1月よりWebライターとして独立。大手生命保険会社の勤務経験や子育て経験などを生かしながら、おもにSEO記事の執筆活動を行う。金融ジャンルの記事執筆に携わるなかで出会ったFPに魅力を感じ、AFPまで取得。現在は独立系FPとして執筆業務をはじめ幅広く活動中。得意ジャンルは金融、保険、住宅、子育て。オンライン学習コミュニティにて、Webライティング講座のメンターも経験。プライベートでは4児の母。

監修者 坪谷 亮 (つぼや・たすく)
ファイナンシャルプランナー
所属:FPサテライト株式会社

金融商品を販売しない中立的なFPの無限の可能性に魅力を感じ、22歳までにCFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。
また、FPの活躍の幅を広げるためには「個人がお客様」という考えを変える必要があると感じ、法人との事業提携や財務コンサルティング等でFPが活躍できると信じ、中小企業診断士の勉強を経て21歳の時に一次試験合格を果たす。
FPの可能性を金融業界で留めないために、「一人でも多くの人の人生をより豊かに」というビジョンを掲げ、FPという職業の既成概念を変えるために思いを伝え続ける。

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